マルチーズについて知っていますか?ヘアーカットの種類や特徴や性格など紹介します

by csptl
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マルチーズと聞いてどんなイメージを抱きますか?抱き犬として長いこと愛され続けてきたかわいらしいマルチーズですが、おとなしそうに見えて実は、元気に走り回ったりする活発な犬なのです。マルチーズはイタリア・地中海のマルタ島が原産国で、歴史を遡ると古くは3000年以上前になります。

今回はそんな愛らしい歴史犬・マルチーズについてご紹介します。

マルチーズの犬種情報

マルチーズの愛称:マル

マルチーズの原産地:イタリア(地中海のマルタ島)

マルチーズの体高:オス20〜25cm メス20〜23cm

マルチーズの体重:オス1.4〜3.6kg メス0.91〜3.18kg

マルチーズの性格:活発 大胆 気品ある外見 人見知り 勇敢

マルチーズの毛色:白

マルチーズの特徴や性格

マルチーズは抱っこが大好きで家族と一緒に過ごすことを一番に願う犬です。そんな家族に甘える反面、知らない人には警戒心を抱いてしまうという頭の良さも持ち合わせています。マルチーズは甘やかして育てると、攻撃的な面が主に出てしまうことがあるので注意しましょう。

マルチーズは穏やかですが、明るさを兼ね備えているマルチーズはどのような家庭でもなじむことができます。しかし一人ぼっちは苦手なためできればお留守番の少ないようにしてもらうととても喜びます。

マルチーズの気質

マルチーズは定期的なトリミングのカット次第でいろいろなニュアンスが楽しめるマルチーズです。マルチーズの体が小さなくせして大きな犬に向かっていく活発で勇敢な面を持っています。

またマルチーズの体が小さいということは、肥満になると関節に負担がかかるので気をつけることが必要です。

マルチーズの歴史

マルチーズはイタリア・地中海のマルタ島が原産国です。マルチーズの歴史は古く3000年以上前、紀元前1500年頃もの昔まで歴史が存在します。

マルチーズはフェニキア人の船乗りがマルタ島に持ち込んだ犬でした。マルタは当時貿易拠点であり、マルチーズの名もその名の通りそこから生またものでした。当時から愛玩犬であったといわれおり、マルチーズは最も古い愛玩犬であると考えられています。

マルチーズを飼育するときの注意点や環境

マルチーズの室内環境

マルチーズはシングルコートのため夏も冬もエアコンを使って20~25度程度にしておきましょう。特に夏のマルチーズは熱中症の危険がありますので、エアコンはつけっぱなしにしておいたほうがいいでしょう。マルチーズの冬の室内環境は、室温も気を配ることが大切ですが、湿度にも気をつけてくださいね。

  • マルチーズの適切な気温:18〜22度程度
  • マルチーズの適切な湿度:40~60%の間

マルチーズの床環境

マルチーズは遺伝的に関節が弱い傾向があるので、滑らないようにマットを敷いたりしましょう。そしてできるだけマルチーズの関節への負担を少なくしましょう。

マルチーズの運動

マルチーズは運動が好きですが、長時間の運動は必要ありません。あまり長い時間マルチーズを運動させると関節に負担がかかってしまいます。

マルチーズと外に行くのは気分転換のために必要で、1日15~20分をめどに散歩をすればいいでしょう。マルチーズはボール遊びなども大好きです。

またマルチーズとドッグランなどに行くことは、しつけや社会との交わりの意味でとてもいいことです。

マルチーズのしつけ

マルチーズはたくさんほめて甘やかさないことが大事です。マルチーズは利口なので、リーダーの指示にきちんと従うことができる反面、甘やかしてしまうとしつけが中途半端になってしまうからです。またマルチーズを叱ることより、ほめて伸ばすほうが良いとされています。

マルチーズはブラッシングが必要な犬種のため、体の手入れが重要なので、普段から体のどの部分を触れても嫌がらないようにしておきましょう。マルチーズがもし嫌がる場所があっても根気強く褒めながらトレーニングをしていきましょう。

マルチーズのカットの種類や仕方について

マルチーズの美しくて長い被毛を維持するため自宅でケアをしましょう

マルチーズはお手入れさえ出きればフルコートにもできます。マルチーズの細い毛は、毛玉になりやすいのですが、毎日のブラッシングとコームで丁寧にブラッシングをしてあげるだけで十分です。マルチーズの被毛で毛玉になったところはスリッカーブラシで行いましょう。

マルチーズのカットの種類:①テディベアカット

マルチーズのテディベアのような仕上がりのカットです。マルチーズの耳と口にアクセントをつけることで、よりぬいぐるみに近づけます。

マルチーズのカットの種類:②まんまるマルチーズカット

マルチーズのお顔やしっぽは丸く。体毛はすっきりと短くします。これにブーツカットなどをアレンジしてもかわいいです。マルチーズのお口の形を変えることで大きく印象が変わります。

マルチーズのカットの種類:③おかっぱカット

丸い頭から耳の毛が一体に見えるまるでおかっぱのようなカットで、耳の長い毛を長めのそろえるとボブ、短くするとわかめちゃんみたいなマルチーズになります。

マルチーズのカットの種類:④さっぱりサマーカット

マルチーズのさっぱりサマーカットは全身の毛を全部借り上げるもので毛玉にならずお手入れが楽です。が、寒さに弱いマルチーズですので、体温調節のため洋服を着せましょう。

マルチーズのカットの種類:⑤綿あめカット

マルチーズの綿あめカットは、全身を長めにカットして、まるで綿あめのように丸くカットします。マルチーズは毎日のブラッシングが必要ですが、とても個性的でかわいいですよ。

マルチーズのカット・お手入れの注意点

マルチーズの皮膚は柔らかいので、直接バリカンが皮膚に当たらないようにしましょう。またブラシが直接肌に触れてしまうほど力を入れないようにしましょう。

マルチーズのカット・ブラッシングの方法

マルチーズの毛玉や毛のもつれはスリッカーブラシを使ってほどいていきましょう。毛を短くしているマルチーズにはスリッカー、伸ばしているマルチーズにはピンブラシがいいです。

毛を整えたあとはコームをかけて仕上げていきます。マルチーズのブラッシングは毛の流れを整えて通気性をよくするためのものです。マルチーズとの大事なコミュニケーションの時間でもあるので、毎日の日課にしましょう。

マルチーズがかかりやすい病気

マルチーズがかかりやすい病気: ①皮膚疾患

アレルギー皮膚炎や膿皮症などの皮膚の炎症を起こしやすい犬種です。もし体をかゆがっていたら、早めに獣医師に相談しましょう。シャンプーのし過ぎはかえって皮膚を傷めてしまうこともありますので気を付けましょう。

またその際には、愛犬の症状に合わせたシャンプーを使いましょう。

マルチーズがかかりやすい病気: ②流涙症

マルチーズは涙やけを起こしやすい犬種ですが、手入れをしていても涙があふれたり、目やにがひどいといった場合には早めに獣医師に相談しましょう。涙をそのままにしていると、不衛生になりがちになってしまいます。異常を感じたら獣医師に相談しましょう。

マルチーズがかかりやすい病気: ③歯の問題

マルチーズは、虫歯など歯の問題が数多く発生する傾向があります。マルチーズの年齢が上がるにつれ、適切な歯のケアをしないと抜け落ちていくことがあります。マルチーズの歯の問題を解消するためには、毎週、歯のケアが必要で、軟毛毛の歯ブラシと特別な犬専用の歯磨き粉で歯磨きをするなどするとよいでしょう。

関連記事:犬の歯磨きの方法って?意外としらない犬のデンタルケア方法とは

マルチーズの子犬の頃に注意すること

マルチーズは社交的で遊ぶことが大好きなのですが、夢中になりすぎて体力低下や脱水症状になることもありますので注意が必要です。またマルチーズは遊び過ぎて興奮してかんだりすることがあるのでその点も注意が必要です。

マルチーズは体が小さいので、食事も適度な量で充分です。4か月ごろまでは食べたがる分を挙げて、体を発育させましょう。また消化不良を起こす場合には1日の食事を3~4回に分けて食べさせてください。

マルチーズのお散歩を始めたらトレーニングも開始してください。甘噛みや無駄吠えをしないように。ほめながらひとつひとつ覚えさせて行ってください。

マルチーズのシニアになってからの注意点

人と遊ぶのが大好きなマルチーズですが、シニアに入ると日中も寝ている時間が増えてきます。心臓病は関節の痛みなども出てきやすい犬種でもありますので、マルチーズに定期的な健康診断、愛犬に合わせた適度な運動をしましょう。

マルチーズの食事もシニア用の高タンパク低カロリーの食事に変更をしていきましょう。食事を制限すると元々が食が細いので、体力低下につながります。

マルチーズがシニアに入ると。足なども衰えてくるので、床なども滑らないようにマットを敷いたりしましょう。ゆっくり休める環境を作ってあげましょう。

マルチーズの子犬の頃に気を付けたい病気

マルチーズの気をつけたい病気:①水頭症

マルチーズの子供に起こりやすい膿の病気です。

マルチーズの遺伝的な要素が大きい病気で、さまざまな神経症状が現れます。また頭部のけがが原因の場合もありますので、元気いっぱいだった子犬に異変を感じたら早めに受診しましょう。

マルチーズの気をつけたい病気:②レッグペルテス

小型犬の子犬によく見られる病気で、股関節の骨が変形してしまうものです。歩き方がおかしくなり、遺伝的な要因があるので、早期発見してあげることは大事になります。

マルチーズのシニアになってから気を付けたい病気とその予兆

マルチーズのシニアになってから気を付けたい病気:①器官虚脱

マルチーズのような小型犬に多い病気で、呼吸困難につながります。心臓病や肥満なども関係してきます。激しい咳が特徴で、大きな咳がつづくようであれば、早めに獣医師の診察を受けましょう。

マルチーズのシニアになってから気を付けたい病気:②僧帽弁閉鎖不全症

マルチーズのような小型犬にみられる病気です。心臓内の血液の一部が逆流する病気で、進行すると呼吸困難と不整脈がでてきます。また心雑音が聞かれます。獣医師に診察をしてもらい、進行を遅らせる薬を毎日飲むようにしてください。

マルチーズの寿命?

マルチーズの寿命は、12歳~15歳くらいといわれています。ですがこれはあくまで平均であり、個体差があります。標準体重より小さな犬の場合は短命であることのほうが多いです。では、愛犬であるマルチーズが少しでも長生きするためには、どうすればいいのでしょうか。

マルチーズの長生きの秘訣

  1. アレルギーに注意した食事をすること
  2. ストレスを感じさせないようにすること
  3. マルチーズにあった運動量を行うこと

以上の3点を見直すことで相関的にマルチーズの長生きの秘訣につながるはずです。

マルチーズのまとめ

かわいらしい愛犬であるマルチーズには元気で長生きをしてもらいたいものですよね。そのためにはフードや運動にも気を使って一年でも一緒にいれるように飼い主として努力していきましょう。

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