おしゃべり好きなスノーシューという猫種を知っていますか?体の特徴や性格や、価格など幅広くご紹介します

by csptl
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日本ではあまり知られていないスノーシューという猫種を知っていますか?スノーシューは大変可愛いルックスですが、メロディーのように話しかけてくる大変人懐っこい猫種です。今回は、そんなおしゃべり好きなスノーシューという猫種に関して幅広くご紹介したいと思います。

スノーシューの猫種情報

    • スノーシューの起源:1960年代
    • スノーシューの原産国:アメリカ
    • スノーシューの原種:シャム、アメリカン·ショートヘア
    • スノーシューの異種交配種:ユーメラニン·ソリッドのシャム、伝統的なユーメラニン·ソリッドとバイカラーのアメリカンショートヘア
    • スノーシューの別名:なし
    • スノーシューの体重:2.5~5.5kg (6~12ポンド)
    • スノーシューの性格:活発で人なつこい、社交的、おしゃべる好き、好奇心が強い
    • スノーシューの公認団体:TICA
    • スノーシューのカラー:①ミテッド·カラーシール、チョコレートブルー、ライラック ②バイカラー:ホワイトと組み合わせるミテッド·カラー全色

スノーシューの特徴

スノーシューの特徴である白いミトンから名付けられたこの猫種は、シャムのポイント模様とホワイトのスポッティングを合
わせた、美しいホワイトのポー(足指)をしています。ホワイトが制限されたミテッドと、顔とボディにホワイトの多いバイカラーの2つのパターンがあります。ホワイトのミトンはおそらくアメリカン·ショートヘアかシャムから受け継がれたものだと言われています。ホワイトの爪先は初期のシャムではよく知られた欠点でした。

スノーシューの性格

スノーシューは頭が大変いいのでいろいろなことをすぐに学んでいきます。また、スノーシューの性格は社交的で愛情深い一面もあります。スノーシューはやさしい鳴き声のおしゃべりな猫ですから、飼い主さんにとってクギ付けになってしまうことでしょう。これはシャムの遺伝子のおかげで、スノーシューは「 優秀な話相手」になることができると言われています。スノーシューの鳴き声は本当に耳に柔らかいメロディーで話かけてきます。

スノーシューは家族の中で好きな人を選ぶことがあります。誰が偉いのか役割などを理解しているのだと思われます。また、スノーシューは飼い主さんと心の結びつきのある関係を望みます。 スノーシューの性格は、活発で人懐っこく、すぐ人になつくので、誰からも愛される猫種だと言えます。

スノーシューの歴史

スノーシューの歴史はそんなに古いものではありません。1960年代にフィラデルフィアに住むブリーダー、ドロシー・ヒンズ· ドアティは、所有するシャムとアメリン・ショートヘアの交配を始めました。その結果できた雑種は、当初、シャムのブリーダーから抗議を受けました。彼らは、何十年も前に根絶したスポッティングという初期の欠点が、再びシャムの血統に入り込むことを恐れていました。

美しいポイント模様は今では多数の猫種で認められていますが、当時はシャムのトレードマークでした。したがって、スノーシューは、TICAによって認定される1980年代まで、ほとんど知られていませんでした。それ以降広く人気が出ていますが、まだまだ珍しい猫種で、他の主要な猫種登録団体では公認されていないのが現状です。

スノーシューのケア方法

すべての猫に共通しますが、猫もブラッシングやコーミング、さらにシャンプーをすることが普通になりました。スノーシューのコートを清潔に保つためには、日頃の手入れが大切です。スノーシューの被毛を傷つけないような動物の毛を使ったブラシを活用し、丁寧に綺麗にしてあげると良いでしょう。

栄養管理を含め愛猫のお手入れや生活環境は、常にスノーシューが快適に生活できるよう飼い主さんはケアしてあげてくださいね。

スノーシューの体の特徴

スノーシューの特徴的な点は、顔です。スノーシューの顔の模様は、ミテッドかバイカラーによって決定します。逆V字形のホワイトは、バイカラーで、それ以外はミテッドになります。どちらのパターンでも、ボディのホワイトの配分によって、その猫の優劣が決定します。

  • スノーシューの体の特徴①被毛:密生した短くなめらかな被毛にはアンダーコートはありません
  • スノーシューの体の特徴②耳:中型もしくは少しの大きめで、顔の輪郭の延長線上に位置しています
  • スノーシューの体の特徴③眼:中くらいのサイズ、色ブルーで卵型
  • スノーシューの体の特徴④ボディ:中くらいの大きさで筋肉質のセミフォーリン体型(フォーリンタイプより足が短く、やや小さめの細身なボディです)
  • スノーシューの体の特徴⑤脚:ボディと調和の取れた長さで程よく筋肉質な脚を持っています
  • スノーシューの体の特徴⑥足指:中位の大きさで、両パターンとも白い半径の足指を持っています
  • スノーシューの体の特徴⑦頭:横から見ると軽いくぼみがあります。V時形を少し変形した形の頭部を持っています。
  • スノーシューの体の特徴⑧尾:尾は中くらいの太さで少し先細りしています

スノーシューのカラー

スノーシューのカラー:ミテッド・ブルー

このタイプに見られるミテッド·パターンがスノーシューの「典型」です。ポー(足指)のホワイトの分量は、前肢はくるぶしまで、後肢はホック(飛節)より下で終わるのが理想で、ホワイトの占める割合は全体の3分の1を越えてはなりません。顔にもホワイトが入ります。伴性のレッドとシナモンはスノーシュは存在しません。

スノーシューのキャットフード

体重管理には気を付けたいスノーシューですので、キャットフードにもこだわりたいものです。一般に猫のキャットフード選びのポイントとしては、まず穀物つまり炭水化物が少なく、高脂質なものがおすすめです。そうすることで、消化吸収が良く満腹感も得られます。エキゾチックのキャットフードは、バランス良く配合された食物繊維と適切なタンパク質量、そして脂肪分を控えめにしたキャットフードがオススメです。

スノーシューの価格帯

ペットショップにおけるスノーシューの価格相場は、約20万前後〜30万円が一般的です。スノーシューは、海外サイトですと300〜400ドル程で販売しています。珍しい猫種なので購入を考えているのであれば、海外から個人輸入するアプローチも有効かと思います。

スノーシューの購入先は、ペットショップ、ブリーダー、里親になるなどの方法が考えられます。血統にこだわりがあるなら、専門のブリーダーを探して、購入することが一番でしょう。その場合かなり高額の場合もあります。今はインターネットで里親募集の情報もすぐチェックすることが出来ます。一度調べてみてはいかがでしょうか。

スノーシュー寿命

一般的な猫の寿命は、12〜14歳程度と言われているのに対して、スノーシューの寿命は14〜19歳と言われています。スノーシューは平均的な猫よりも長生きできる傾向があります。

一般的な猫種の寿命の比較

  • シャム猫の場合 10〜13歳
  • ペルシャ猫の場合:12〜17歳
  • メインクーン猫 の場合12〜15歳
  • アメリカンショートヘアの猫の場合:15〜20歳 
  • ラグドールの猫の場合:12〜17歳 
  • スフィンクスの猫の場合:15〜20歳 

スノーシューのまとめ

いかがでしたか。スノーシューはかなり珍しい猫種ですので、もし購入を検討している場合は、購入している知り合いを見つけるかペットショップなどで相談することも一つです。アメリカなどから輸入して購入するケースも多いようです。大変魅力的な猫ですので、是非可愛がってくださいね。

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