猫はなぜ玄関に向かって鳴くのか?猫の出迎えと見送りの秘密とは

by csptl
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猫がなぜか玄関に向かって鳴いたりしていませんか。また、家に帰ると猫が愛らしく出迎えてくると気づいたことってありませんか。猫にとって、玄関はテリトリーとして大変重要な場所です。そして、猫にとって玄関は飼い主と会える喜びの場所です。今回はそんな、「猫はなぜ玄関に向かって鳴くのか?猫の出迎えと見送りの秘密」をご紹介したいと思います。

猫はなぜお出迎えするのか?

猫にとって飼い主さんの帰宅時、好奇心旺盛な猫は必ず迎えに来ます。猫は遠くから歩いてくる飼い主さんの足音とリズムを記憶しています。そして、それを認識すると猫は玄関で待ち受けます。猫がドアが開くと飼い主さんに近寄ります。これは「お帰り〜」という意味ではなく、実際には猫のチェックのための行動なのです

猫はテリトリーを持つ動物です。家の中は猫にとってテリトリーです。侵入者はすべてチェックするのです。

室内猫の縄張りの場所は、いくつかのスポットが存在する

猫のトイレとか風呂場、玄関など、家の中のすべてのスペースがハンティング・エリアになります。室内猫の縄張り場所は、毎日、寝場所を出ると、部屋の隅でくつろいだり、トイレを覗いてみたり、あるいは玄関を歩いていたりします。これは縄張り行動の一種だと考えられます。猫はこの縄張りエリアを大切にするのでチェックします。

猫が鳴くときに何をつたえたいのか?

猫は飼い主の外出時に見送る猫もいます。猫はテリトリーから出ることを確認するのです。そこで、鳴く猫がいますが、親猫気分で呼び止めるのです。「そこから出ていってはいけないよ」と猫は心配しているのでしょう。ドアが開くと外の様子をうかがい、ウロウロする猫もいます。脱走経験のないネコの行動です。外に出たいけどこわいのでしょう。
飼い主が出かけると、猫は室内をパトロールし、いつもの休み場所へ移動します。猫は単独性の動物で寂いという気持ちがないため、留守番中は少し退屈なのです。ですから、飼い主が戻ってくるとうれしい表情をします。猫は遊んでくれたり、食べ物をくれる人が戻ってきたのですから、子猫気分でいっぱいになっているのです。

高齢猫には出迎えもない!?

「どうせ戻ってくる」とわかる高齢ネコは迎えにこないこともあります。猫は出迎えも見送りもしないケースがあります。このとき猫は、飼い主を嫌っているわけではありません。飼い主のパターンを記憶している高齢ネコにこのようなケースが多いようです。このときの猫の心理を説明すると、猫は面倒、よく言えば安心なのです。「どうせ戻ってくる」とわかっています。家をテリトリーだと認識していない猫も、飼い主の出入りに無頓着です。
猫は出迎えたり出迎えなかったり、場合によって反応が異なる猫は、気分の影響が大きい猫です。テリトリー意識が強い野生気分のときと、弱い猫気分のときで態度がかわります。猫は甘えたいので思いなおして、再び迎えに出る感情が複雑な猫もいて様々なのです。

猫の出迎えのときの心理のまとめ

猫は車の止まる音や足音、話し声、飼い主がとる行動パターンなどを実は理解しています。ドア越しでも、飼い主かどうかわかることがあります。

猫の出迎えのときの心理①:猫は物陰でじっと待っている

物音で判別はつくものの、本当に飼い主が現れるかどうか、ドアが開く物陰に隠れてじっと待っています。

猫の出迎えのときの心理②:猫は確認したら室内に戻る

飼い主さんの音だと理解すると、その時点で安心します。猫は室内の自分の場所に戻ろうとします。

猫の出迎えのときの心理③:猫は玄関で迎える

飼い主さんの物音を聞きつけて、玄関のドアが開くのを待ちます。飼い主さんが現れたら、子猫気分で足元に体をこすりつけます。

猫のお出迎え・終わりに

いかがでしたか。猫にとって玄関でお出迎えすることは、侵入者をすべてチェックしている行為なのです。猫の個性や気分によって出迎えのパターンが大きく異なるのです。あなたの飼っている猫はどんなお出迎え・見送りの対応をしますか。

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