猫の姿勢でわかる気持ちや意味とは?ネコの尻尾は気持ちを表す!?

by csptl
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猫は表情だけでなく、姿勢や尻尾を様々に変化すると気づいたことありませんか。実際に猫は体全体で気持ちを表現しています。今回は猫の姿勢の気持ちや意味に関して詳しくご紹介したいと思います。

猫の姿勢を”大きく見せるか、小さく見せるか”で気持ちや意味がわかる

不安や恐怖に怯えた猫は、お腹を地面にぴったりつけるだけ低い姿勢でうずくまります。猫はさらに耳を倒し、尻尾を隠し、できるだけ猫自身を小さく見せようとします。これは、相手に対して抵抗するつもりのない場合で、喧嘩でいえば、降参の状態です。

猫は恐怖と威嚇から、「来るな!」と伝えたい場合は、毛を逆立て相手を威嚇しようとします。猫の体勢は低くても、全身の毛を逆立てて自分を大きく見せ、「シャー」と鳴いて、相手を遠ざけようとします。猫の恐怖と威嚇が入り交じった状態で、もうひとつよく知られているのが、カニ歩きとよばれる動きです。このとき猫は両あしを伸ばして、背中を高く上げ、全身の毛を逆立てています。さらに思い切り逆立てたしっぽを高く上げ、横を向いて、猫自身を最大限に大きく見せようとします。

しかし、猫の前足は引き気味で体に引き寄せられ、耳は倒れた状態になります。猫はこの姿勢で相手を威嚇しつつ、行き場所を求めて走るのでまるでカニ歩きのような斜め移動になります。このとき、猫は興奮し、相当なパニック状態になります。何気なく手を出しただけでも、咬みついたり、とびかかってきたりします。

猫の姿勢の意味や気持ち:ネコが相手への自信がある場合

ネコが相手との力関係で自信を持っているときの猫は、無理に猫自身を大きく見せようとはしません。猫は攻撃する場合も、毛を逆立てたりしないで、相手とまっすぐ向き合います。ところが、このとき、猫の尻尾が万が一動いているなら、やや興奮したり、動揺したりしているケースもあるようです。

猫が毛を逆立て威嚇するのはいつから?

猫は毛を逆立てる威嚇の姿勢は、子猫同士の遊びにもよく見られます。猫がいつからこの動きを覚えるのかというと、猫は生後だいたい5週目頃には、完全にこの姿勢を覚えると言われています。

猫の姿勢の気持ちや意味のまとめ

猫の気持ちである不安や恐怖と、攻撃性が体勢に現れます。代表的な物を記載しておきます。

猫の姿勢の気持ちの意味:①猫の耳がピンとしていて耳が立っている場合

猫が耳をピンとしている時、そして尻尾が自然に垂れた状態は、猫の安心感が大きいことを意味しています。また、猫の攻撃性はあまりないです。

猫の姿勢の気持ちの意味:②猫の尻尾を隠して自分を小さく見せる場合

猫は尻尾を隠して、自分を小さく見せます。猫は怯えるほどお腹を地面につけ、低い姿勢になります。攻撃性は当然のことながらないです。

猫の姿勢の気持ちの意味:③猫は足を伸ばし腰を高くあげる場合

猫は足を伸ばし腰を高くあげます。猫の後ろ半身に力を入れ、尻尾は垂れています。この場合、猫は安心感が高く、かつ攻撃性も高いです。

猫の姿勢の気持ちの意味:④猫が体をかなり大きく見せる場合

猫は攻撃性が強いほど体を大きく見せ威嚇します。猫のこの姿勢の気持ちの意味は、かなりパニック状態に陥っています。カニ歩き(斜め走り)を見せることもあります。この場合、攻撃性が高く威嚇することが多いです。また、猫は恐怖心を強く持っています。

終わりに

いかがでしたか。猫の動きは時々神秘的ですが、日々のよくあるシチュエーションからも猫の気持ちの意図が理解できるのです。猫を飼っている方は是非チェックして、猫とのコミュニケーションをより深めてくださいね!

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