トイプードルの黒色（ブラック）がいることは知っていますか？トイプードルは、ブラウンやシルバーなど多種多様な色が存在します。しかも、トイプードルは毛色によって少なからず性格が違うと言われています。今回は、「トイプードルの黒の毛色の特徴や性格」など中心に詳しくご紹介したいと思います。
トイプードルの特徴とは
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まずは一般のトイプードルの特徴を紹介します。トイプードルの特徴として、一般的に賢いということが言えます。プードル種は犬種の中でボーダーコリーに次いで2位の知能を持っているとまで言われています。トイプードルは、遊び好きで活発な性格をしています。トイプードルは小さいですが、アクティブで運動神経が良いため、トレーニングすれば障害物協議なども得意で、サーカスなどでも活躍しているのです。
トイプードルの体格で4種類に分類されます。体格はそれぞれで多少の違いがあります。例えば、原型となった最大のスタンダードは、自信に満ちていて、穏やかで落ち着きがあり物覚えのいい聡明なタイプです。それより小型のミディアムやミニチュアは、穏やかで人なつこいところが出てきますが、自立心は旺盛で俊敏で明朗活発な所もあります。トイプードルは小型化していく段階で、依存性が増し甘えん坊な性質が強くなる傾向があるのですが、最小のトイプードルが一番強くその性質が現れています。
トイプードルの体格で正式に分けられているものではありませんが、さらに小型のティーカッププードルと呼ばれるタイプも登場しています。こちらは、外見はとてもきゃしゃで、ぬいぐるみが歩いていると勘違いするほどおちゃめでかわいいのですが依存性が強すぎてとにかくベタベタの甘えん坊な傾向があります。
トイプードルの特徴のまとめ
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・代表的なテディベアカットの風貌から人気の犬種。
・個体が小さいので、一緒に暮らすためのスペースを、それほど必要としない。
・シングルコートのため、抜け毛が少なくにおいも少ない。
・抜け毛が少ないためアレルギーを持った人でも反応の出ないケースが多い。
・それほど運動量を必要としない個体が多い。
・全犬種中ボーダーコリーに次いで２番目に頭が良く、しつけをしやすい。
トイプードルの歴史
紀元前30年ごろのローマ皇帝の記念碑に、プードルの彫刻が残されています。トイプードルのプードルの語源はドイツ語のプーデル(水を跳ねる)からきていると言われていますプードルは、水鳥猟で獲物を回収する、水猟犬として活躍していました。プードルは独特の毛の刈り方は、水猟犬だった頃に始まったと言われており、心臓など、保護すべき部分の毛を残して刈り込んだ理由は、水中で活動しやすくするための、実用性に富んだ刈り込みだったためです。
プードルは、16世紀フランスの貴婦人たちの間で、その気品のある姿が大流行し、それにとともない愛玩性が追及されたことから、小型化の改良が進められ始め、その結果ミニチュアプードルが誕生、18世紀にはさらに小型化が進み、トイプードルの誕生へと繋がって行きました。
トイプードルの黒（ブラック）以外にもカラーバリエーションが豊富！？
トイプードルはカラーバリエーションが豊富なので全体的な色を簡単にご紹介したいと思います。
- トイプードルのホワイト
トイプードルホワイトは、気品が感じられるプードルの基本カラーです。
- トイプードルのレッド
トイプードルのレッドは、赤みのある明るいブラウン系。
人気のテディベアカットにぴったりのカラーで、一番人気のカラーです。
- トイプードルのアプリコット
トイプードルのアプリコットは、人気急上昇のカラーで、さらに薄くなるとクリームと呼ばれます。
- トイプードルのブラウン
褐色または茶褐色の落ち着いたカラーで、鼻が茶色いのが特徴です。
- トイプードルのカフェ・オレ
トイプードルのカフェオレは、ブラウンの一種です。
- トイプードルのシルバー
トイプードルのシルバーは子犬のときは黒に近く(口周りの根元の色で判断可能)、成長とともに淡いシルバーになっていきます。
- トイプードルの黒
トイプードルの黒は、基本カラーで、目・鼻・爪など全身が黒です。トイプードルの黒は、皮膚はわずかに青みがかっています。
トイプードルは上記が主な毛色として知られていますが、他にも、グレー、ベージュ、ブルー、シャンパン、シルバー・ベージュの、単色だけでも13種類、パーティーカラー(2色以上の毛色が混じった色)も含めると、その種類は数え切れません。
トイプードルは警戒心が強い
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トイプードルは、一般に警戒心が強いです。トイプードルは、とてもフレンドリーで人懐っこい犬種が多いですが、とても警戒心が強い一面を持っています。トイプードルはとりわけしつけが良くされていないうちは、見知らぬ人に対して臆病となり吠えることがあります。では、トイプードルはペットとして飼うハードルが高いのかというとそうでもありません。
なぜなら、トイプードルは頭のいい犬種なのでしつけを覚えるのが早く、飼い主さんが初心者でも比較的簡単に飼うことができるからです。
では、多種多様な色を持つトイプードルの中で、トイプードルの黒はどんな特徴があるのか次章からご紹介したい思います！
トイプードル黒（ブラック）の特徴や生態
トイプードルの黒（ブラック）は性質的に落ち着いている子が多く、一般に穏やかで人懐っこい甘えん坊が特徴であると言われています。そのため、トイプードルの黒（ブラック）は、無駄に吠えたり、噛みついたりすることも少ないです。
トイプードル黒（ブラック）の特徴や生態とは
トイプードル黒（ブラック）は、色によって性格や特徴が異なると言われており、中でもトイプードル黒（ブラック）は、初心者が一緒に暮らしやすいと言われています。トイプードル黒（ブラック）は、生後2、3ヶ月で性格が確立してくると言われており、この段階で、すでに落ち着きがあるのが多い子が、トイプードル黒（ブラック）です。
さらに、トイプードル黒（ブラック）は無駄吠えや興奮して走りまわるなど、あまりしないのも特徴です。飼い主が、掃除をしたりご飯の用意をしている時、トイプードル黒（ブラック）は座ってじっと待っているほど落ち着いているのが、トイプードル黒（ブラック）の面白いところです。トイプードル黒（ブラック）の感情が激しく変わるようなことも少なく、しつけもしやすいため、愛犬と一緒に暮らすのが初めての、初心者向けの飼い主に向いていると言われています。
トイプードル黒（ブラック）が飼いやすい理由は頭が良い
犬は全般的に賢い動物ですが、トイプードルは全犬種の中でも、ボーダーコリーに次いで2番目にIQが高く、頭が良いと言われています。トイプードルの黒もその一種です。トイプードルの黒は、賢くて運動神経も良く、飼い主への服従心が強いです。しつけも比較的簡単に覚え、飼い主を困らせることは、あまりしませんし、協調性も強いことから、気がつくといつも飼い主のことを見ています。
トイプードルの黒は遊びが大好きで体力もあり、骨や皮膚も強いので、比較的病気にも強い犬種。飼い主が大好きだからこそ甘ったれで、構ってもらえないとすぐ寂しがるので、遊びの相手はキチンとしてあげないと、機嫌を損ねてしまうことがあります。
トイプードルの黒は頭が良いので甘え方も分かっていて、一日中そばを離れないことも多く、ご飯を食べる時なども、自分のご飯皿からご飯を何粒か飼い主のそばまで持って来て、飼い主と一緒に同じ場所で食べ始めるほどなのです。トイプードルの黒のその姿はまるで、「見て・見て、ちゃんとご飯食べているよ」と、良い子良い子を待っている様な、微笑ましいご飯風景です。
トイプードル黒（ブラック）は甘えん坊のさみしがりや
トイプードル黒（ブラック）は、とっても甘えん坊でさみしがりやです。そのため、トイプードル黒（ブラック）には、飼い主さんの愛情が必要なのです。トイプードル黒（ブラック）は、しっかりとかまってあげることが大切です。トイプードル黒（ブラック）は一般に人見知りな傾向がありますが、人の顔を覚えるのも早く、一度顔を覚えてしまえば慣れて人見知りもしなくなるでしょう。
トイプードル黒（ブラック）はにおいが強い
トイプードル黒（ブラック）は他の色と比べて、毛の量が多くにおいが強いと言われています。また、トイプードルの黒（ブラック）は骨太で皮膚が強く、病気にも強いです。
トイプードル黒（ブラック）のトリミングはどうなっているのか
トイプードル黒（ブラック）を飼うにあたって、問題となるのがトリミングですよね。トイプードル黒（ブラック）は比較的毛の量が多いため、形を整えやすくいろいろなスタイルに挑戦できるのも特徴です。トイプードル黒（ブラック）の飼い主さんにとっては愛犬を色々なスタイルにできるのも楽しいですよね。
しかし、トイプードルの黒（ブラック）が多いために毛が絡まって毛玉になりやすいことがよくあります。トイプードル黒（ブラック）を毎日のブラッシングするのが好ましいです。トイプードル黒（ブラック）のためにも、少なくとも2～3日に1回は行いましょう。トイプードル黒（ブラック）のトリミングは月に1回が理想です。
ちなみに、我が家の1歳になるトイプードル黒（ブラック）も黒色だけに、毛が絡まっているのも分かりにくく2か月ほどトリミングに行っていなかった際には、トリマーさんに、毛が絡まって通常以上の時間がかかって犬にも負担がかかると言われてしまいました。そのため、毛が伸び切る前にトリミングに連れていくことをおすすめします！！
トイプードルの黒（ブラック）は甘え上手
トイプードル黒（ブラック）は他の色に比べて甘えん坊であるというお話はしましたが、1歳になるうちのトイプードル黒（ブラック）も本当に甘えん坊なのです。
トイプードル黒（ブラック）はフレンドリーな犬種なので、子供がいる家庭にも向いていますが、「愛情が足りない」と感じると、吠えたりわざといたずらをすることもあるので、時間があるときにはたくさん遊んであげることが大切です。
トイプードル黒（ブラック）は、比較的一人でいる時間にも耐えられる子が多い様なので、しつけのためには、少しでも多く一人でいる時間を作って慣れさせることが、無駄吠えなどの改善に繋がる可能性があります。
例えば、トイプードル黒（ブラック）は料理をしている時も後ろをついてきたり、テレビを観ているときはくっつくくらい近くに寄ってきて一緒にのんびりしたり、トイプードル黒（ブラック）にはいつでも人の傍にいたいという気持ちが伺えます。トイプードル黒（ブラック）を飼う場合、時間のゆとりを持ってトイプードル黒（ブラック）とコミュニケーションをとれることが望ましいでしょう。
トイプードル黒（ブラック）の魅力
トイプードル黒（ブラック）の魅力は、なんといっても愛らしい見た目と性格です。トイプードルの黒（ブラック）は、ぬいぐるみのようなかわいらしさと明るくて愛情深い性格を持っています。トイプードル黒（ブラック）はその見た目で少し甘えん坊なのも、飼い主さんにとってはたまらない魅力ではないでしょうか。その中で、私が思うトイプードル黒（ブラック）の魅力は、可愛さの中の凛々しさではないかと思います。
ペットショップなどでトイプードル黒（ブラック）の買う時の選び方
幸せな愛犬との生活ですが、大切なことは理想のトイプードルの黒（ブラック）を見つけることがスタートラインです。そこで覚えておきたいトイプードル黒（ブラック）の選び方や注意点をまとめておきます。
- トイプードル黒（ブラック）の耳：耳をめくって綺麗な耳か確認してください。左右のバランスが良いこと。中が汚れていたり、臭かったりよくかいているトイプードルの黒はやめたほうが良いでしょう。
- トイプードル黒（ブラック）の目：目は心の状態を理解するのに最適です。イキイキと輝いているのかどうか確認してください。白目を向くような目は避けると良いでしょう。
- トイプードル黒（ブラック）の尻尾：元気いっぱいふりふり動く尻尾のトイプードル黒を探してください。尻尾を後ろ足の前に下げたり、ピンと立てたまま動かないトイプードル黒は避けたほうが良いでしょう
- トイプードル黒（ブラック）のお尻：うんちやおしっこがついておらず、きれいかどうか確認してください。肛門周りが便べとべとしていたら、感染症などにかかって下痢をしているリスクが考えられます。
- トイプードル黒（ブラック）の足：バネのように脚力がしっかりしているか確認してください。トイプードルの黒らしく跳ねたりすると良いでしょう。バランスの良い歩き方をしているかも確認してくださいね。
- トイプードル黒（ブラック）の口：歯茎や舌がキレイかどうか確認をしてください。口の中を開けてみて、歯茎も舌もピンクがベストです。赤みや口臭のあるケースもあるので注意が必要です。
- トイプードル黒（ブラック）の鼻：鼻が程よく湿っているのか確認をしてください。起きている時は、適度に湿ってツヤツヤしていることが大切です。乾いてカサカサしているのは注意が必要です。
- トイプードル黒（ブラック）の毛：毛ざわりがよく、光沢があるかどうかで選ぶと良いでしょう。フケや汚れがなく、毛艶があることが大切です。
トイプードル黒（ブラック）が高齢犬になると
トイプードル黒（ブラック）も生物なので、高齢になるにつれて色が薄くなっていきます。人間で言うと白髪のような現象ですが、黒トイプードルは少し異なる様です。トイプードルの色は基本が3色で、これは親からの遺伝によって決まります。遺伝子によって毛色が決まるため、退色も遺伝によって決まります。早い子では生後半年から2歳くらいで、退色が完了していることもある様です。上記の様な時期に退色する子もいれば、もっと遅い子もいて、この決定的な仕組みはまだ解明されていないのが現状です。
気をつけたいトイプードル黒（ブラック）の病気
トイプードル黒（ブラック）が病気になっても、早期発見すれば治りやすいです。代表的なものを紹介します。ペットは家族の一員ですので、気になる症状が出たらかかりつけの獣医師の先生に必ず相談してください。
トイプードル黒（ブラック）の目の病気：角膜炎と白内障
- 角膜炎の症状①：強い痛みで目が開けることができず、半開きとなります。目やにや涙が大量に出ます。
- 角膜炎の予防・治療法①：外傷、アレルギー性のもの原因は様々ですが、処置が早ければ完治できます。
- 白内障の症状②：瞳孔内が白くなり、視力が低下します。症状が進むと失明に近い状態になることもあります。
- 白内障の予防・治療法②：工水晶体を移植する手術があります。犬は鼻がよいため、目が悪くてもあまり影響が出にくいといわれています。
トイプードル黒（ブラック）の耳の病気：外耳炎と皮膚病
- 外耳炎の症状①：耳の外耳炎に炎症を起こします。痒がる、耳だれが出るなどの症状がみられます。耳をかく、頭を振るなどの動作がみられます。
- 外耳炎の予防や治療法②：垂れ耳のトイプードルは、耳の中がむれやすいです。湿らせたコットンなどで耳を湿らせるのが有効です。注意したいのが耳のケアで耳道を傷つけると外耳炎の原因となります。触らず病院へ行くのがベストです。処置が早ければ完治できます。
- 皮膚病の症状①：湿疹、フケ、かゆみ、腫れ、毛が抜けるなどの症状が挙げられます。
- 皮膚病の予防や治療法②：アレルギー性の原因を突き止め除去します。食べ物やハウスダストがなどが原因となるケースが多いです。
トイプードル黒（ブラック）の皮膚の病気：皮膚病と指膚炎
- 皮膚病の症状①：皮膚のかゆみ、発疹、フケ脱毛が組み合わさって見られます。
- 皮膚病の予防や治療法②：長毛犬なので普段から被毛をかきわけて皮膚状態を見ます。アレルギー、寄生虫、カビ、ホルモン異常など原因によって治療法はさまざまですが、いずれも慢性化する前の早期治療で結果が変わります。
- 指膚炎の症状②：指の間に炎症がおこることです。
- 指膚炎の予防や治療法②：雨の日やシャンプーのあとは、足の先までキレイに乾かしてください。ストレスで指のあいだ
リ、指を噛むことが原因の場合も遊んであげるなどことでストレス解消を図ることが有効です。。
トイプードル黒（ブラック）の口や歯の病気：歯周病と口腔
- 歯周病の症状①：口が臭うようになり、歯茎のはれやただれが出て、重症になると歯がぐらぐらします。
- 歯周病の予防や治療法①：毎日の歯磨きで予防できます。歯石がすでにたまっていたら、病院できれいにしてもらいましょう。
- 口腔の症状②：口の中の腫瘍ができます。時には顎の骨まで広がります。口臭よだれ、口から出血などします。
- 口腔の予防や治療法②：悪性の腫瘍でなくても食事の邪魔になるので、手術で除去するのが一般的です。
トイプードル黒（ブラック）のまとめ
黒トイプードルは、写真を撮ると全部真っ黒！ということもありますが、何度も撮って飼い主さんのカメラの技術も向上することでしょう。今回は、黒トイプードルのことを中心にご紹介しましたが、もちろん愛犬たちはみな、それぞれの個体にあった表情を見せてくれます。基本的に犬はみな内弁慶です。お外では、他の飼い主さんに「おとなしくてお利口さんだね」と褒められても、お家の中では、甘えん坊で遊び好き、飼い主さんが大好きなのは変わりません。
是非、黒トイプードルと一緒に暮らして見て、黒トイプードルとの素晴らしい時間をお過ごしください。
