東京は、国内でも特にペットとの暮らしに優しい環境が整っている都市のひとつです。広々とした公園やおしゃれなカフェ、歴史的な街並みや近未来的な観光名所など、多種多様なロケーションが存在するため、「愛犬との写真を残したい！」という方にとっては絶好のフィールドと言えるでしょう。また、近年はドッグランやペット同伴可の商業施設が増え、愛犬とのお出かけを楽しむ人が増加しています。
本記事では、そんな東京で愛犬との撮影を楽しむためのおすすめスポットや、写真を撮る際のマナー、ちょっとした撮影テクニックなどをじっくりと解説していきます。初めて愛犬と一緒に外で撮影する方も、すでに何度かチャレンジしている方も、ぜひ最後まで目を通してみてください。きっと、「ここで撮ってみたい！」と思える場所や、「次はこんなカットに挑戦したい！」と思えるヒントが見つかるはずです。
1．都内の公園で自然を感じながらのびのび撮影
1-1．代々木公園（渋谷区）
東京を代表する大規模な公園のひとつが代々木公園です。渋谷駅や原宿駅、明治神宮前駅からも徒歩圏内にありながら、園内には豊かな緑が広がっています。週末はイベントやフェスが開催されることも多く、多彩な人々が集まる活気ある場所です。
愛犬との写真撮影には、広い芝生エリアや、四季折々の花や木々が楽しめる林のあたりがおすすめです。特に晴天時の芝生広場は光がたっぷり差し込み、愛犬の毛並みを美しく撮影しやすいのがポイント。天気の良い日には家族連れやランナーが多いので、ほかの利用者の邪魔にならないよう気を配りつつ、リードをしっかりつけて撮影を楽しみましょう。
1-2．砧公園（世田谷区）
世田谷区にある砧公園も、地元の愛犬家にはおなじみの場所。園内にはドッグランが完備されており、大型犬・小型犬別々のエリアに分かれているため、犬同士のトラブルを回避しつつ楽しく走り回らせることができます。
その広大な敷地と緑豊かな景色から、晴れの日にはもちろん、雨上がりや曇りの日でも幻想的な写真を撮ることができるのが魅力。ドッグラン以外にも木漏れ日がさわやかな遊歩道があるので、愛犬の自然な表情をとらえたいときは散歩しながら撮影するのがおすすめです。
1-3．駒沢オリンピック公園（世田谷区）
同じく世田谷区に位置する駒沢オリンピック公園は、愛犬家向けの設備がしっかり整った公園として有名です。広大なドッグランがあり、登録制で利用できるため初めて訪れる際は事前に手続きが必要となりますが、その分安心して利用できます。
園内にはランニングコースやサイクリングコース、テニスコートなどもあるため、休日は多くのスポーツ愛好家が集まります。愛犬と走り回る元気な姿を撮りたいなら、こちらのドッグランや芝生エリアが最適。遊んだ後は公園周辺にあるペット同伴可のカフェで休憩しながら写真の確認を楽しむのも一興です。
2．都会の街並みや人気観光名所で洗練された一枚を
2-1．お台場海浜公園（港区・江東区）
東京のウォーターフロントエリアとして人気のお台場は、愛犬と訪れるにも便利なスポットが満載。レインボーブリッジや東京湾を一望できるお台場海浜公園は、海辺の開放的な雰囲気と近代的なビル群が融合した独特の景観が魅力です。
砂浜エリアはペットの立ち入りが可能ですが、人が多い時間帯には混雑しやすいので、早朝や平日がおすすめ。穏やかな波打ち際を背景に、リゾート気分あふれる一枚を撮ることができます。周辺にはドッグカフェやペット同伴可のレストランも点在しているので、散歩しながらいろいろな場所で撮影を楽しんでみてください。
2-2．六本木ヒルズ（港区）
洗練された都会の風景を背景に撮りたいなら、六本木ヒルズの屋外スペースがおすすめです。アート作品や季節ごとに変わる装飾、夜になると美しいイルミネーションが点灯するけやき坂など、撮影にぴったりのロケーションが豊富。
ただし、商業施設の屋内はペット入場禁止エリアが多いため、主に外の広場やけやき坂周辺で撮影することになります。人通りの多い場所では、突然人の波ができることもあるので、愛犬を抱っこしたりリードを短く持ったりして安全を確保しましょう。
2-3．東京タワー周辺（港区）
東京のシンボル的存在として長年親しまれてきた東京タワー。その赤く美しい姿は写真映え間違いなしです。タワー周辺の芝公園や増上寺エリアは緑と歴史的建造物が調和し、和の雰囲気を感じさせる風景も多々見られます。
夜になるとライトアップされた東京タワーを背景にドラマチックな写真が撮れるため、夜間の撮影にチャレンジしてみるのもおすすめ。ただし、夜間は照明が少ない場所や足元の段差が見えにくい場所もあるので、愛犬が転倒しないように十分注意して行動してください。
3．カフェやショップで愛犬と一緒にくつろぎフォト
3-1．ドッグカフェでのんびり撮影
近年、都内ではドッグカフェが増えつつあり、犬専用のメニューやサービスが充実しているお店も登場しています。ソファ席やテラス席で愛犬を横に置きながら、美味しいコーヒーやランチを楽しめば、まさに「犬と飼い主の至福のひととき」。
室内のインテリアやスイーツの盛り付けがおしゃれなお店では、写真を撮ってSNSにアップしたくなるようなシーンがいっぱい。愛犬を可愛らしい小物と一緒に撮るのも人気です。店内の混雑具合やお店のルールを守りつつ、周囲の迷惑にならないように配慮しながら撮影しましょう。
3-2．ペットショップ併設のカフェや撮影ブース
都内の大型ペットショップには、カフェや撮影ブースが併設されていることが多く、季節ごとに背景や小物が変わる特設セットを使った写真撮影が可能です。プロのスタッフが撮影をサポートしてくれるサービスを行っているお店もあるので、愛犬の自然な表情や、ちょっとしたコスプレ姿を楽しみながら撮影することができます。
こういったショップでは、犬用のお洋服やアクセサリーも豊富に取り揃えているので、購入したアイテムをすぐに試着させて、そのまま撮影してみるのもひとつの楽しみ方。季節限定のイベントや割引サービスなども定期的に行われているので、公式サイトやSNSをチェックするとお得に利用できることもあります。
3-3．テラス席OKのレストランやカフェ
ペット同伴可といっても、「店内はNGだけどテラス席ならOK」というケースも多いです。おしゃれな街並みのカフェやレストランのテラス席で、愛犬と一緒に外の風を感じながらゆったりと食事を楽しむのもおすすめ。
特に春や秋の過ごしやすい気候であれば、愛犬もストレスなくリラックスできるので、落ち着いた表情を撮るチャンス。都内には、表参道や代官山、中目黒など、おしゃれなテラス席を備えた店舗がたくさんあります。事前に予約が必要な場合や、時間制限がある場合もあるので、お店のルールを調べてから行くとスムーズです。
4．季節限定やイベントで特別な思い出づくり
4-1．春の桜シーズン
東京の春は桜が美しく咲き誇る季節。上野恩賜公園、千鳥ヶ淵、目黒川沿いなど、桜の名所として知られるスポットでは毎年多くの花見客が訪れます。淡いピンクの桜を背景に、愛犬の柔らかな表情を収めれば、一生ものの写真が完成すること間違いなし。
ただし、人で混雑するエリアでは撮影に夢中になりすぎると周囲との接触トラブルの原因になることも。朝早い時間帯や平日を狙うなど、人出の少ないタイミングを選ぶのがベターです。また、桜の木の根元を傷つけないように、なるべく踏み込まない配慮も大切です。
4-2．夏の水辺やひまわり畑
暑い夏は、熱中症対策をしながら楽しめる水辺のスポットや、ひまわり畑などを背景に元気いっぱいの愛犬を撮るのが人気です。都立水元公園や小金井公園など、広々とした公園では噴水や小川がある場所もあるため、少し涼感を得られます。
ただし、夏場はアスファルトの地面が高温になるため、肉球を火傷してしまうリスクも。撮影前には地面の温度を確かめ、必要に応じて早朝や夕方などの比較的涼しい時間帯に撮影を行いましょう。愛犬がバテないよう、十分に水分補給をさせることも忘れないでください。
4-3．秋の紅葉や落ち葉を活かした写真
都内でも11月頃になると紅葉が始まり、鮮やかな赤や黄色の葉が美しい風景をつくりあげます。新宿御苑や明治神宮外苑、昭和記念公園などは紅葉シーズンに多くの人が訪れる人気スポット。落ち葉の上を走る愛犬の姿や、夕日に照らされる紅葉を背景にしたシルエット写真など、ドラマチックなカットを狙うことができます。
また、落ち葉を少し手に取って舞い散らせるなど、季節感あふれる演出を取り入れるのも面白いアイデア。ただし、公園内の落ち葉は清掃スタッフが集めている場合もあるので、勝手に持ち去ったり散らかしたりしないようマナーを守りましょう。
4-4．冬のイルミネーションやクリスマス
冬になると、表参道や丸の内、六本木けやき坂など、都内各所でイルミネーションが点灯します。華やかな光に包まれた街並みは非常にフォトジェニックで、愛犬とのツーショットもロマンチックに仕上がります。
ただし、日没後は一気に気温が下がるので、犬用の防寒ウェアを用意するなど体調管理が必須。また、人気のイルミネーションスポットは非常に混雑します。大勢の人々が足早に歩く中で愛犬が怖がる可能性もあるため、無理をせずに短時間で撮影を終えられるように計画的に行動しましょう。
5．撮影時に気をつけたい基本マナーとテクニック
5-1．公衆マナーと衛生管理
愛犬との外出で大切なのは、周囲への配慮を忘れないこと。特に、人や他の犬が多く集まる場所ではリードをしっかりつけて、排泄物の処理を徹底しましょう。施設によってはマナーベルトやマナーパンツの着用を義務付けているところもあるので、事前に利用規約などを確認することが大切です。
また、撮影に集中しているときこそ、ほかの利用者が映り込んでしまわないか、プライバシーを侵害していないかなどを随時チェックしましょう。
5-2．愛犬のコンディションを優先
慣れない場所で撮影を続けると、愛犬が疲れやストレスを感じることもあります。無理をさせると、せっかくの笑顔も引きつった表情になりがち。休憩や水分補給のタイミングをこまめに挟んで、愛犬がリラックスできるように配慮しましょう。
夏の暑さや冬の寒さなど、気温や天候によっては犬の体力に大きな負担がかかります。写真のクオリティよりも、まずは愛犬の健康・安全を最優先にして行動してください。
5-3．撮影テクニックのコツ
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ローアングルで撮る：犬の目線ややや下から撮ることで、愛犬が主役感のある写真に仕上がります。
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自然光を味方に：屋外で撮影するときは、日の光を活かして毛並みや表情をより柔らかく写すことが可能。フラッシュは動物の目に負担がかかる場合もあるので必要最小限に。
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おやつやおもちゃの活用：カメラ目線を狙うなら、愛犬が大好きなおやつやお気に入りのおもちゃをカメラ近くに添えると効果的。
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短時間で区切りを：長時間同じ姿勢での撮影は、犬も飽きてしまいストレスを感じます。短い時間で集中して撮り、その都度休憩やほめ言葉でリラックスさせることが大切です。
6．雨の日や暑さ・寒さが厳しいときの裏技
天候や気温によっては、屋外での撮影が難しい場合もあります。そんなときこそ、屋内施設を活用してみましょう。
ショッピングモールやカフェ、室内ドッグランなど、ペット同伴可の屋内スポットをリサーチしておけば、急な雨でも安心して撮影を続けることが可能です。また、雨具やレインコートを愛犬とおそろいで揃えたり、おしゃれな室内背景を利用したりと、悪天候ならではのシチュエーションを逆手にとって写真に個性を出すのも面白いアイデアです。
7．プロの撮影サービスを利用するメリット
「自分で撮影するのも楽しいけれど、やっぱりプロ品質の写真が欲しい」「家族全員揃った写真を撮りたい」という方には、ペット撮影に特化したプロカメラマンのサービスを利用するのもおすすめです。
スタジオ撮影では背景やライティングなどが整った環境で、愛犬の表情を美しくとらえてもらえます。特に毛色が黒い犬や、表情がわかりにくい犬種は、ライティング次第で大きく雰囲気が変わることも。出張撮影プランを選べば、慣れ親しんだ公園や自宅周辺など、愛犬が落ち着ける場所でリラックスした姿を撮ってもらえる利点があります。
さらに、フォトアルバムやグッズ化まで一括でお願いできるサービスもあるので、大切な記念日や家族行事の思い出を形に残すのにぴったりです。
8．思い出を永遠に残すアフターケア
撮った写真をただスマートフォンやパソコンに保存しておくだけではもったいないです。アルバムやフォトブックにしてリビングに飾ったり、SNSに投稿して友人と共有したり、あるいはカレンダーやスマホケースなどのオリジナルグッズを作成したりしてみましょう。
インターネットやアプリを使えば、簡単にオーダーできるサービスが多数存在します。出来上がったグッズを手に取ると、愛犬との思い出をより身近に感じられ、日々の暮らしに彩りを添えてくれます。
9．撮影プランの立て方と注意点
愛犬との撮影は、事前準備をしっかりしておくことで、当日をよりスムーズに楽しむことができます。
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ロケーションリサーチ：行きたい場所の利用規約や開園時間、混雑状況、ペット可否を確認。
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必要な持ち物：水・おやつ・排泄用グッズ・タオル・ウェア（防寒や雨具）など。撮影小物にこだわる場合は事前に準備。
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体調チェック：愛犬が体調不良のときや発情期などは、無理せず日程変更を検討。
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安全管理：交通量の多い道路付近や人混みでは愛犬が驚いて飛び出さないよう注意し、リードは常に短めに。
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スケジュール調整：長時間の撮影は犬にも人にも負担が大きいので、移動時間や休憩時間も考慮し、ゆとりを持った計画を立てる。
10．まとめ
東京には、公園や観光名所、カフェやショップなど、多彩なロケーションが存在します。それぞれの場所で愛犬の魅力を存分に引き出しながら写真を撮ることができるのは、都市ならではの楽しみです。一方で、都会の喧騒の中では周囲への配慮や愛犬の安全確保が欠かせません。愛犬との撮影を心から楽しむためにも、ルールやマナーをしっかり守りつつ、愛犬の体調や気持ちにも寄り添ってあげてください。
撮った写真は、アルバムやグッズにして形に残すことで、いつでもその思い出を振り返ることができるでしょう。記念日やイベント時には、プロの手を借りてスペシャルな写真を残すのもひとつの選択肢です。東京という多彩なフィールドを最大限に活かして、あなただけの愛犬フォトをたくさん撮ってくださいね。
東京で素敵な思い出作りをしたいとお考えの方、写真依頼の際には弊社にお声かけください。愛犬との大切な思いのベストなショットを撮影します。
