ミニチュアシュナウザーという犬種を知っていますか?ミニチュアシュナウザーは、ディズニーの「わんわん物語」の登場する犬種でもあります。ミニチュアシュナウザーを見た事あるけどどんな犬種かはわからない人も多いのではないでしょうか。今回は「ミニチュアシュナウザーの特徴や性格や飼育方法など」について詳しくご紹介したいと思います。
ミニチュアシュナウザーの性格と特徴とは
ミニチュアシュナウザーの性格や特徴からまずはご紹介します。
ミニチュアシュナウザーの性格
ミニチュアシュナウザーの性格は頑固で自己主張が強いですが、人間に対してはとても友好的な性格に感じがします。他のテリア系に比べたら本当に性格はとても良いですし、ミニチュアシュナウザーは飼い主の指示に柔軟に従うことができます。
ミニチュアシュナウザーはあるときは子供と一緒に遊び、あるときはお年寄りに寄り添い、あるときはスポーツにチャレンジすると行った色々な顔を見せてくれます。
ミニチュアシュナウザーの特徴
ミニチュアシュナウザーの特徴をまとめると下記のとおりです。
- ミニチュアシュナウザーの出生の特徴:ドイツ
- ミニチュアシュナウザーの体高の特徴:30センチ〜36センチ(オスとメスで大きな差はありません)
- ミニチュアシュナウザーの重さの特徴:メスですと5.4〜8.2 kgぐらい、 オス: 5.4–9.1kgぐらい
- ミニチュアシュナウザーの性格の特徴: 聡明、 従順、 恐れ知らず、 警戒心が強い、 活発、 友好的
- ミニチュアシュナウザーの毛色の特徴: 黒、 白、 ブラック&シルバー、 ソルト&ペッパー
ミニチュアシュナウザーはドイツ語で小さいヒゲという意味です。その昔、ドイツの農場でネズミを捕獲する役割を担っていて、小さくて動くものに対しての反応は俊敏なものがあります。毛色はブラック、ホワイト ブラック&シルバー ソルト&ペッパーの4種類あり、カットの仕方によって色んな印象を与えてくれます。
ミニチュアシュナウザーを飼うとき、注意すること
ミニチュアシュナウザーを飼うときにはいくつかの注意点があります。ミニチュアシュナウザーの室内環境、床環境、運動やしつけについてまとめてみました。
ミニチュアシュナウザーの室内環境
夏は、ミニチュアシュナウザーはダブルコートなので、暑さに弱く、室温は23~25度位がいいでしょう。お散歩もおひさまが陰った頃に出かけたほうがよさそうです。
一方で、ミニチュアシュナウザーも冬は人間が気持ちがいいくらいの気温にしてあげるといいと思います。
ミニチュアシュナウザーは好奇心が旺盛なので、きちんと片付けておかないと、誤飲の元になったりするので気をつけましょう。
ミニチュアシュナウザーの床環境
フローリングの床にはコルクマットやカーペットを敷いたり、滑り止めマットを敷いたりして、ミニチュアシュナウザーの関節に負担が掛からないようにしてください。ソファに飛び乗らせない、飛び降りないようにする、もしくは最初からしつけをして乗せないようにするようにしましょう。下記がオススメです↓↓↓
ミニチュアシュナウザーの運動環境
散歩は一日2回、30分くらいずつ行きましょう。小型犬のなかでは運動が必要な犬種ですので、毎日お散歩に行く必要があります。また遊びを運動の中に取り入れても構わないのでボール遊びやもってこい遊びなどをやってみたらいかがでしょうか。
暑さには弱いので、散歩は朝早くか夕方遅くにがいいでしょう。
ミニチュアシュナウザーのしつけ
ミニチュアシュナウザーのしつけで大事なことは、リーダ―である飼い主との信頼関係をしっかりと作るということです。ミニチュアシュナウザーは普段から、スワレ、マテ、フセといった基本的なトレーニングを行うことで主従関係が成り立っていきます。その他の色々なしつけは遊びの中や運動の時に盛り込むと良いでしょう。
またミニチュアシュナウザーはトリミングをしなければならないので、体のどこを触られても嫌がらないようにしつけていきましょう。ミニチュアシュナウザーが最初は嫌がるかもしれないけど、おやつなどをご褒美に上げながらスキンシップを図っていきましょう。
ミニチュアシュナウザーが掛かりやすい病気や気をつけたい病気
ミニチュアシュナウザーの掛かりやすい病気:①尿路結石
腎臓やぼうこうでできた結石が尿道に詰まってしまった状態の事で、排尿時の強い痛みや血尿などが症状として現れ、トイレシーツを片付ける時によく観察をしてみてください。特にオスに多いと言われています。
ミニチュアシュナウザーの掛かりやすい病気:②白内障
少しずつ目の水晶体が白く濁ってきて、見えづらくなります。シニアに多い病気です。
初期であれば、進行を抑える目薬もあるようです。
ミニチュアシュナウザーの子犬や老犬に気をつけたい病気
ミニチュアシュナウザーの子犬時代に気をつけたい病気:①突発性てんかん
この病気はその名のとおり、突然てんかんを起こしてしまいます。暫くすると、なにもなかったのように普通に戻ります。原因ははっきりせず、遺伝的なものが強いと言われていますが、大きな発作が続く時は獣医師に相談しましょう。
定期的に投薬をすることでうまく付き合っていけるようになります。
ミニチュアシュナウザーの子犬時代に気をつけたい病気:②レッグペルテス
ミニチュアシュナウザーを初め、小型犬の子犬に多く見られる病気で、股関節の骨が変形してしまう病気です
歩き方が変わってきますので、もしおかしな歩き方をしはじめたら獣医師に相談しましよう。
☆シニアになってから気をつけたい病気とその予兆
ミニチュアシュナウザーの老犬時代に気をつけたい病気:③進行性網膜萎縮
この病気は、早い場合は老犬になる前に発症してしまう病気で。今までは普通だったのに暗いところで見えづらそうにしている事からこの病気がわかります。ゆっくりと進行していき、やがて失明してしまいます。目薬などで進行を遅らせる事は出来ますが、部屋の中を整えケガをしないように注意をしてあげましょう。
ミニチュアシュナウザーの老犬時代に気をつけたい病気:④僧帽弁閉鎖不全症
ミニチュアシュナウザーを初め、小型犬によく見られる病気で、進行すると呼吸困難や不整脈や心雑音が出るのでわかります。愛犬が老犬に差し掛かったら定期的に健康診断を受けるようにしましょう。
ミニチュアシュナウザーの成長過程と注意点のまとめ
ミニチュアシュナウザーの子犬過程の注意点
ミニチュアシュナウザーはお腹一杯食べさせてもいいのですが、そのあとはきちんと運動をしましょう
ミニチュアシュナウザーのお散歩を始める頃には、色々なトレーニングをするのもいいので、遊びを交えながらたくさんトレーニングをしましょう。ミニチュアシュナウザーに基本的なしつけは続けて行い、無駄吠えや甘噛みをさせないように、さらにお散歩も落ち着いて行けるようにたくさん褒めながらひとつひとつ覚えさせましょう。
ミニチュアシュナウザーの老犬過程の注意点
ミニチュアシュナウザーは老犬(シニア)になると、途端に運動量も減り、したがって、ミニチュアシュナウザーの食事の内容も見直すようにしなければなりません。老犬(シニア)時代のミニチュアシュナウザーには、低カロリーの食事へと移行していきましょう。ミニチュアシュナウザーは食事を制限すると体力低下に繋がりかねないので。食べやすい食事、柔らかい食事にするようにしましょう。
室内も危険な物は片付け、床もすべりにくいようにマットを敷いてあげましょう
寝て過ごす事が多くなる愛犬の為にも、ゆっくり休める環境を作ってあげましょう。
ミニチュアシュナウザーの価格は?
ミニチュアシュナウザーの価格の相場はだいたい15万から30万くらいです。ミニチュアシュナウザーがもしチャンピオン犬の血筋だったりするともっと価格が上がるようです。
ミニチュアシュナウザーは、生後4箇月を過ぎる頃から少しずつ価格もさがって来ます。
また保護施設から里親として譲り受けるという方法もあります。ワクチン代や避妊去勢費用や医療費の一部負担くらいですみますし、ネットからでも簡単に検索ができます。
ミニチュアシュナウザーの寿命はどれくらい?
ミニチュアシュナウザーの平均寿命は小型犬の中でも比較的長いといわれ、平均して12才から14才と言われています。個体差はあるものの、長生きする犬種です。
ミニチュアシュナウザーのまとめ
長い眉毛と口ひげが特徴のミニチュアシュナウザーですが、本当に愛らしい顔立ちですね。しつけをきちんと行えば、利口で理髪ないい子で可愛い家族の一員になるでしょう。