ブサ可愛い代表犬と人多くの人に愛されるフレンチブルドック。そんな愛くるしい犬種であるのフレンチブルドッグですが、その人気は国内だけでは留まらず、2014年には、英国で4番目に人気のある登録犬であり、米国では6番目に人気のあるAKC登録犬種でした。
フレンチブルドッグのルーツは古く、18世紀イギリスの織物職人がフランスに渡り一緒に連れて行った「イングリッシュ・ブルテリア」が、バグとテリアとの交配で誕生したと言われています。今回そんな、「フレンチブルドッグの性格、特徴や価格など」についてまとめてみました。
フレンチブルドッグの性格と特徴
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- フレンチブルドックの寿命: 8歳から12歳
- フレンチブルドックの体高:約30センチ
- フレンチブルドックの体高:オス10kg~13kg、メス9kg~12kg
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- フレンチブルドックの毛色: ブリンドル、 白、 フォーン、 タン、 ホワイト&ブリンドル、 クリーム等
- フレンブルドックの出生:フランス、イングランド
フレンチブルドッグの性格
フレンチブルドッグはとても陽気な性格でその表情はいつもにこにこしながら笑っているようです。フレンチブルドッグは家族のみんなに甘えるのも上手で、家族と一緒にいると本当に楽しいし喜びを感じているかのようです。元々は牛追い犬とテリアの血を引いていますので、個体差はありますが中には攻撃的な性質の子もいますので、フレンチブルドッグは飼い主がしっかりとリードをして行く必要があります。憎めないその笑顔で何もかも忘れさせてくれるそんなフレンチブルドッグです。
フレンチブルドッグの特徴
フレンチブルドッグの特徴といえば、やはり、たるんだお顔と対照的な筋肉質な体です。そのお顔は皮膚病にも掛かりやすいようですので、毎日の生活の中でのケアが必要となってきます。
フレンチブルドッグは17世紀頃まではパリで闘犬として人気がありましたが、その後交配を重ねて今は性格も明るく人気の愛玩犬になりました。フレンチブルドッグの毛色は白地にレッド、ライトブラウンのフォーン、またはプリンドルです。
フレンチブルドッグの食欲がものすごいので体重管理に注意が必要です。また夏の暑さに弱いので室温の管理をきちんとすることと、元はやはり闘犬だったためその性格は消えないので、的確なしつけを行う事がとても重要です。
フレンチブルドッグを飼う時の注意点
フレンチブルドックの室内環境
フレンチブルドッグは暑さにとても弱いので、夏の暑さに注意をしましょう。フレンチブルドッグのためにも、エアコンを使っていつでもクールダウンをできるように準備をしておく事といいでしょう。
お部屋の中であっても、フレンチブルドッグの呼吸に何らかの異常があったら、すぐに病院へ行くようにしましょう。
フレンチブルドッグの床環境
フレンチブルドッグには、関節の病気にも要注意です。先天的に関節の病気を持っている場合と普段の生活の中で痛めてしまう時もあり、元の体型が腰に負担の掛かる体型をしているのでフローリングなどで滑ると尚更負担をかけてしまいます。
フレンチブルドッグが遊ぶ場所などにはカーペット等を敷いて上げるようにしましょう。
フレンチブルドッグの運動
フレンチブルドッグには一日1回30分程度の散歩でいいので連れて行きましょう。フレンチブルドッグは気温差に弱いので、暑さや寒さ事を十分注意してください。
フレンチブルドッグは運動不足でストレスが溜まると、吠えたりいたずらが増えたりしますので、適度に外にいく時間を作ってあげてください。フレンチブルドッグは遊ぶことも大好きですので、おもちゃを使って遊びながらの訓練する習慣も持ちましょう。
フレンチブルドッグはお散歩や遊びの際に興奮してきたら、クールダウンさせて体を冷やす等の工夫をしてください。
フレンチブルドッグのしつけ
フレンチブルドッグは筋肉質な体や大きな顎を持っていますし、陽気な面と共に頑固な面ももっているのでフレンチブルドッグのしつけがものすごく大事になってきます。特にフレンチブルドッグの子供がいる家庭では注意が必要で子犬の頃からしっかりとしたしつけが大事です。
フレンチブルドッグのコマンドは統一して、良い行動をしたらたくさん褒めて上げるようにしましょう。フレンチブルドッグは食べる事が大好きでご褒美におやつを使う事も効果的ですが肥満になりやすいので、フレンチブルドッグにおやつを与える時には、きちんと食事管理を行いましょう。
フレンチブルドッグは頑固な面もあるので短時間のトレーニングを数回に分けて行うようにしましょう。
フレンチブルドッグの掛かりやすい病気
フレンチブルドッグの掛かりやすい病気:①股関節形成不全
股関節の固いが先天的に異常な状態で、成長が進むに連れて症状が現れ、子犬のころから歩き方がおかしいと見つかる場合があります。また運動のやりすぎも関節に負担を与えてしまうと言われています。
犬の成長期に出てくる事が多くあり、痛がる様子などを見せるなど何らかの異常が見られた場合には獣医師に見せましょう。
フレンチブルドッグの掛かりやすい病気:②鼻腔狭窄
鼻の穴が狭い状態の事をいい、口で行きをするようになる、特に夏場、呼吸が早くなっているt期は注意が必要です。日常生活では興奮のしすぎや運動のやりすぎ等充分注意してください。いずれにせよ、フレンチブルドッグの呼吸に関して、気になるときはすぐに獣医師に相談をお願いします。
フレンチブルドッグの子犬の頃の注意点
フレンチブルドッグの子犬の時は成長具合をしっかりと見ていてください。
フレンチブルドッグの子犬は皮膚の病気になりやすかったり発育に遅れがある場合もあり、様々な問題がでてくるかもしれません。健康的なフレンチブルドッグの子犬の鼻の色素は濃く黒色をしています。良く遊び、よく寝るフレンチブルドッグの子犬ですが、骨格や筋肉の動き、呼吸の仕方等を運動の中で問題がないかをチェックをするようにしましょう。
フレンチブルドッグは、活発で非常に噛み付く力が強く、自己主張の激しい犬種ですので、ワガママに育ってしまいがちです。フレンチブルドッグの子犬の頃の生活やしつけが性格形成にとても影響しますので、褒めると同時にいけない時はダメと叱る、きちんとしつける事が重要になります。
フレンチブルドッグの老犬(シニア)になってからの注意点
フレンチブルドッグの垂れた頬の皮膚が更にたるんで、そのたるんだ部分が不衛生になりがちなので、いつもキレイにしてあげましょう。
フレンチブルドッグの老犬(シニア)になると食事量が落ちてきたらシニア用のフードに変更し、高タンパク低カロリーの食事にしましょう。お湯やスープでふやかしてあげてもいいですね。
フレンチブルフドッグがいわゆる短頭蓋犬種といわれ、呼吸器の病気も多くなってきます。フレンチブルドッグは老犬になると、体調も崩しやすくなるので、室温管理に気をつけ、ゆっくり休める場所をきちんと作ってあげましょう。
下記をチェックしてみてくださいね!
フレンチブルドッグの子犬の頃に気をつけたい病気とその予兆
フレンチブルドッグの子犬の気をつけたい病気:①膝蓋骨脱臼
フレンチブルドッグの普段の歩き方でスキップをして歩いてみたりするような場合には注意が必要です。フレンチブルドッグはジャンプしたときに着地して骨折してしまったりもするので、日頃の注意が必要です。気になることがあるなら早めの受診をしてください。
フレンチブルドッグの子犬の気をつけたい病気:②アレルギー性皮膚炎
フレンチブルドッグの子犬は皮膚炎を起こしやすく、ノミダニ食べ物が原因ですが、まずは原因を特定することが大事です。
かきむしる事で二次感染にもつながるので、フレンチブルドッグの子犬を気を付けて清潔にしているのに痒がる場合には獣医師の診察を受けましょう。
フレンチブルドッグのシニアの頃に気をつけたい病気とその予兆
フレンチブルドッグの老犬に気をつけたい病気:結膜炎
目が大きく出ているので結膜炎になったり角膜炎なども起こしやすいと言われています。また高齢になると白内障や緑内症をおこしやすくなり、早期発見によって進行を遅らせる事が出来るので早めに診察を受けましょう。
フレンチブルドッグの老犬に気をつけたい病気:気管虚脱
フレンチブルドッグの場合、5才をすぎた頃から注意が必要で、咳や呼吸困難を起こしてしまいます。また心臓病から発症してしまう事もあります。ガーガーヒューヒューなどの呼吸音が長く続く時には早めの受診をしてください。
フレンチブルドッグの価格帯
フレンチブルドックの価格相場は15万~30万円ほどです。フレンブルドックの雌の価格の方が2万ほど高くなります。また、レアカラーの方がフレンブルドックの価格は高くなりますし、ブリーダーの場合、チャンピオン犬の子孫やショードッグ犬の子孫だとまだ値段は上がります。
またペットショップでは3ヶ月を目安に値段は下がって来ます。
保護団体から里親制度を利用して里親になると言う人も増えて来ています。一般にワクチン代や避妊去勢代などの実費に掛かった医療費の一部負担金でいいので、ショップから買うよりもお安くなります。
フレンチブルドッグの寿命
フレンブルドックの寿命は、平均して8~12年だと言われ、他の犬よりやや短命です。
しかしフレンチブルドッグの個体差もありますし、医療も進み。ドッグフードもいいものが出てきているので、余り悲観しないようにしてください。心臓疾患も多いので、気になったらすぐに病院に行ってくださいね。
フレンブルドックのまとめ
フレンチブルドッグはとても愛しい存在です。そこに居てくれるだけでその場がなごんでしまう不思議な犬です
可愛いフレンチブルドッグとの生活を少しでも長くできるよう、病院での検査やよいフードを与えること、そしてスキンシップを沢山してあげてくださいね。