大自然と愛犬を満喫!北海道で楽しむワンちゃんフォトスポット完全ガイド

by csptl
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広大な大地と澄みきった空気が魅力の北海道。四季の移ろいも本州以上にはっきりしており、犬と一緒に写真を撮るにも絶好のロケーションが豊富に揃っています。都会的な街並みと大自然が共存する札幌エリアから、グルメと絶景が楽しめる富良野・美瑛、海や山が織り成す道東・道南エリアなど、それぞれが個性豊かな景観を持ち、愛犬との写真を撮るにはまさに理想的と言えるでしょう。
とはいえ、広大な北海道での移動には事前の準備やマナーが欠かせません。観光地として犬連れに対する配慮が進んでいる場所が多い一方で、自然が豊かすぎるゆえの注意点も存在します。本記事では、「犬と一緒に写真を撮りたい」という方へ向けて、北海道各地のおすすめスポットや季節ごとの魅力、撮影時の心得などをわかりやすく解説していきます。ぜひ次のお出かけの参考にしてみてください。


1.北海道で犬と写真を撮る際の心得

1-1.ノーリードは厳禁

北海道には広大な公園や野原があるため、「ここなら放しても大丈夫かも?」と感じる方がいるかもしれませんが、どんな場所でもノーリードはトラブルのもとになります。他の利用者や動物、野生の生き物との遭遇も考えられるので、安全確保のためにもリードはしっかり着用しましょう。

1-2.排泄物の処理と周囲への配慮

観光地でもキャンプ場でも、犬の排泄物は飼い主が責任を持って持ち帰ることが基本。広大な自然が残る北海道ではあるものの、糞やゴミを放置すると環境破壊や地元住民とのトラブルに繋がる恐れがあります。必ずビニール袋とティッシュ、消臭スプレーなどを用意しておきましょう。

1-3.天候と気温の変化に注意

北海道は広大で地域ごとに気候も大きく異なります。夏でも朝夕は冷え込むことがあるほか、冬は雪と氷点下の世界が待っています。撮影を楽しむためには、犬の体調に合わせた防寒や暑さ対策を行うことが重要。特に冬のドライブや移動には雪道対策や車の暖房など、事前準備をしっかり行いましょう。

1-4.施設のルール確認

観光スポットやカフェ、宿泊施設によっては犬連れOKの場所が増えていますが、屋内NG・テラス席のみOK・サイズ制限ありなど、細かなルールが設けられていることも。事前にホームページやSNSなどで確認しておくと安心です。


2.北海道で犬と写真を撮るおすすめスポット

2-1.札幌市内

◎ 大通公園周辺

札幌市の中心部に位置する大通公園は、緑豊かな帯状の公園で、四季折々のイベントが開催されます。春のライラック、夏のビアガーデン、秋の紅葉、冬のホワイトイルミネーションなど、いつ訪れても写真映えするスポット。
ただし、イベント時は人出が多いので、犬が怖がらないように配慮しながら撮影を行いましょう。周囲の施設やカフェもテラス席なら犬OKというところがあるため、休憩がてら撮影を楽しめます。

◎ 旭山記念公園

札幌市街を一望できる夜景スポットとしても有名な旭山記念公園。犬連れ散歩にぴったりな遊歩道が整備されており、頂上付近からは札幌の街並みを背景に愛犬の写真を撮ることが可能。早朝の清々しい空気の中や、夕方の街明かりが点灯し始める時間帯がおすすめです。

2-2.小樽エリア

◎ 小樽運河周辺

歴史的な倉庫群と石造りの運河が織り成す独特の景観で知られる小樽運河。レトロな雰囲気と海の香りを感じながら、石畳の運河沿いを散歩すれば、そのままフォトジェニックな空間を楽しめます。
ただし、観光客が多く訪れるため、愛犬が人混みに慣れていない場合は注意が必要。早朝や平日など、比較的空いている時間帯を狙うとゆったり撮影ができます。夜になるとガス灯が灯り、ロマンチックなムードが増すので、イルミネーションや運河のライトアップも狙い目。

2-3.富良野・美瑛エリア

◎ ファーム富田(富良野)

夏に咲くラベンダー畑が一面を彩るファーム富田は、北海道を代表する絶景スポットの一つ。鮮やかな花のじゅうたんを背景に愛犬と写真を撮れば、まるで絵本のような一枚が撮れます。
ただし、観光地として非常に人気が高く、7月〜8月のラベンダーシーズンは大混雑。朝早い時間や平日を選ぶ、あるいはシーズン終盤や始まりを狙うなどの工夫が必要です。犬を連れて散策する場合は、花畑に直接入らず、指定の歩道を歩く形を守りましょう。

◎ 青い池(美瑛)

エメラルドブルーの水面が神秘的な「青い池」。SNS映えする景観として全国的にも有名になりましたが、犬連れで訪れる際は人混みに気をつけつつ、愛犬が水辺に落ちないように注意しましょう。
四季によって水面の色合いも変化し、冬はライトアップが行われるなど、違った表情が楽しめます。駐車場から池まで歩く道は多少のアップダウンがあるので、小型犬や高齢犬の場合は抱っこやカートを活用すると安心。

2-4.洞爺湖・登別エリア

◎ 洞爺湖周辺

湖と山々が織りなす雄大な景観が魅力の洞爺湖周辺。湖畔沿いの遊歩道を散策すれば、湖面に映る山々を背景に愛犬との写真を撮ることができます。春から秋にかけては遊覧船が運航されており、条件次第では犬同伴OKの場合もあるので要チェック。
週末には花火大会が行われることもあり、夜には花火と湖の風景を組み合わせた撮影が可能。しかし、花火の音を怖がる犬も多いので、無理は禁物。事前に愛犬の性格や反応を考慮して行動しましょう。

◎ 登別温泉街

温泉街として有名な登別は、地獄谷などの自然景観が見どころ。犬連れで散策できるエリアも限られていますが、外観や温泉街の風情を背景にした写真が撮りやすいです。
ただし、温泉街は温泉旅館が立ち並ぶため、犬OKの宿泊施設を事前にリサーチしておくのがおすすめ。温泉街独特の湯けむりや蒸気が愛犬を驚かせる場合もあるので、様子を見ながらゆっくり歩きましょう。

2-5.道東エリア(摩周湖・知床など)

◎ 摩周湖

「霧の摩周湖」と称されるほど、神秘的な霧と深い青い湖面が特徴の摩周湖。展望台からの眺望は息をのむ美しさで、愛犬とのツーショットも一生の思い出になるはず。ただし、霧が多いときは視界がほとんどない場合もあるので、天気予報や展望情報を確認しておくと良いでしょう。

◎ 知床五湖

世界自然遺産に登録された知床半島。原生林や野生動物が多く生息しているため、犬連れでの入域や散策に制限がある場合が多いです。また、ヒグマなど大型野生動物の出没情報があり、犬が野生動物を刺激する可能性もあるため、特に注意が必要。基本的にはリードを短くし、規定の歩道を外れないように心がけてください。


3.季節ごとの撮影アイデア

3-1.春:桜と雪の名残

北海道の桜は本州より遅く、4月下旬から5月にかけて見頃を迎えます。場所によっては雪が残っている時期に桜が咲くことも。桜と雪というレアな組み合わせを背景に撮影すれば、他にはない特別な一枚が撮れるでしょう。

3-2.夏:花畑や涼を求めて

富良野・美瑛エリアのラベンダーや、各地に広がる花畑が見頃を迎える季節。小樽や函館などの港町も開放感があり、海風が心地よいです。ただし、夏の北海道も近年は気温が上がる日が多いので、犬の熱中症には注意しましょう。

3-3.秋:紅葉と絶景ドライブ

大雪山や知床、道南の山間部など、紅葉の名所が豊富。9月下旬から10月にかけて標高の高いところから色づきが始まるため、紅葉前線を追いかける形で観光を楽しめます。車での移動が多い北海道では、愛犬とドライブがてら絶景スポットを巡るのにぴったり。

3-4.冬:雪景色とイルミネーション

北海道の冬といえば、一面の銀世界。札幌のホワイトイルミネーションや小樽雪あかりの路、旭川の冬まつりなど、幻想的なイベントが目白押し。ただし、雪道の運転や犬の足元が滑りやすいことを考慮し、防寒対策を徹底しましょう。犬用のブーツやフットケアグッズもあると安心です。


4.撮影マナーとテクニック

4-1.リードを外さず安全を確保

どんなに広大な場所でも、ノーリードは厳禁。野生動物との遭遇や周囲への迷惑を避けるため、常にリードを付けましょう。観光地や公園ではロングリードもなるべく控えめにして、周囲に配慮してください。

4-2.周囲への配慮

撮影に集中していると、ほかの観光客が映り込んでしまう可能性があります。SNSにアップする際は、プライバシーに配慮し顔などがわからないよう加工したり、写り込みを避ける撮り方を工夫しましょう。

4-3.ローアングル+背景の活用

愛犬を可愛く撮るなら、やはりローアングル。愛犬の目線に合わせ、背景に広い風景や街並みを大きく取り込むと写真映えします。雪景色やラベンダー畑なども、思い切ってローアングルから撮ると迫力がアップ。

4-4.天候と時間帯を考慮

北海道は天候の変化が激しい地域。晴れを狙った撮影が理想ですが、曇りや霧の日ならではのしっとりした雰囲気を活かすのもアリ。朝日や夕日の時間帯を狙うと、柔らかい光で愛犬の毛並みを美しく表現できます。夜景やイルミネーションの撮影は暗所撮影となるので、高感度設定や三脚を使うなど工夫をしましょう。


5.写真をもっと楽しむ方法

5-1.フォトブックやカレンダーを作成

撮りためた写真をフォトブックやカレンダーに加工すれば、思い出をより身近に感じられます。オンラインサービスを使って手軽に注文可能。年間を通じて北海道を巡った写真をまとめるなど、テーマを決めると作品としての完成度も高まります。

5-2.SNSやブログで共有

インスタグラムやツイッター、ブログなどで写真を発信すれば、他の愛犬家や北海道好きのユーザーと交流が生まれるかもしれません。ハッシュタグを活用して「#犬と北海道」「#愛犬と旅行」などを付けて投稿すると、多くの人に見てもらいやすくなります。
ただし、ほかの人の顔などが写り込んでいる場合は、プライバシーに配慮して加工するなどトラブル回避を心がけましょう。

5-3.プロカメラマンに依頼

「家族全員で写真を撮りたい」「本格的な写真を残したい」という方は、ペット撮影を専門とするカメラマンに依頼するのもアリ。北海道には大自然を舞台にしたロケーション撮影を得意とするカメラマンが存在しますので、記念日や特別なイベントなどに合わせて申し込めば、一生モノの写真が手に入るかもしれません。


6.まとめ

壮大な自然と魅力的な観光スポットが点在する北海道は、愛犬との写真撮影にも最適なエリア。札幌の都会的な風景、富良野・美瑛の花畑、小樽の運河とレトロな街並み、道東や道北の大自然など、多彩なロケーションがあなたと愛犬を待っています。
ただし、広大な土地ゆえ移動も長時間になる場合が多く、犬の体力や安全への配慮が欠かせません。リードは絶対に離さず、排泄物の処理や野生動物への対策など、基本的なマナーを守りながら撮影を楽しみましょう。季節によって気温差や天候も大きく変化するため、事前のリサーチと準備をしっかり行うのが成功のコツ。
ぜひ本記事を参考に、愛犬との北海道旅行を計画してみてください。豊かな自然と風景に包まれた一枚は、きっと特別な思い出として心に残るはず。もし「ここぞ!」という撮影にプロの力が必要なら、写真依頼の際には弊社に声をかけてみてくださいね。 一度きりの瞬間を、大切なパートナーと共に最高の形で収めましょう。

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