猫の攻撃姿勢や喧嘩にはパターンがある!?ネコの攻撃や喧嘩に関する考察

by csptl
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猫の攻撃姿勢や喧嘩は、どうした時に起きるのか気づきましたか?猫の攻撃姿勢や喧嘩には、いくつかの傾向や理由があります。そもそも猫の喧嘩は争いのためでなく自己防衛のために行うものです。今回はそんな、猫の攻撃姿勢や喧嘩にはパターンがある!?ネコの攻撃や喧嘩に関する考察をご紹介します。

猫の攻撃姿勢とは?

猫は重傷を負わせられるほどの強い爪と顎をもっています。安全を脅かされたとき、ほかに打つ手がなければ、最後の手段として攻撃行動に出ることがあります。でも、その前に、猫は勝算があるか見極めなくてはなりません。相手がひきさがらなかったら、命がけの戦いになるからです。そこでたいていの猫は暴力に訴える前に、それ以外のあらゆる手段で状況を打開しようとします。脅威が目前に迫っているときや、そういう手段が効かないとわかったときには、ついに攻撃に移ります。

猫の攻撃姿勢にはいくつかの傾向がある

猫の攻撃行動のほとんどは、争いをひき起こすためだと考えられがちですが違います。猫はむしろ争いごとを防ぐために仕方なく攻撃姿勢をとります。いろんなシグナル、体の姿勢、音声などは、たいてい相手を引き寄せるためではなくて、遠ざけるために使われています。

では、猫の攻撃姿勢のパターンには、どんな傾向があるのか下記にまとめてご紹介します。

猫の攻撃姿勢のパターン①:来るな

この猫はケンカに巻きこまれたくないので、相手をひきさがらせようとして、シャーと激しく声を上げています。うなり声が効かなかったときに備えて、腰を落とし、しっぽをしまいこんでいます。猫の頭と顔は、戦うかまえができていることを示しています。猫の耳とひげは、声に加勢するように前を向いています。 それでも体と頭の姿勢を見ると、完全に攻撃を決意したわけではなく、相手がうなり声に反応して退散するのを期待しているようです

猫の攻撃姿勢のパターン②:邪魔しないで

この猫は強い不安を感じ、相手をひきさがらせるためにできるだけ自分を大きく見せようとしています。猫の体の毛を逆立てて背を丸め、たしかにずいぶん大きくみえます。さらに相手に対して横向きになり、体の大きさを見せつけようとします。シャー!と大きなうなり声を出し、耳を直立させて相手を睨んでいます。

猫の攻撃姿勢のパターン③:近寄らないで

犬が近づいてこないので、猫はゆっくりと危険に対応しています。もし急に動いて犬を刺激したら、いきなり攻撃されるかもしれないからです。猫は寝ていた姿勢からゆっくりと立ちあがり、背中を丸めて体を大きく見せようとしています。背中の毛が逆立ちはじめ、しっぽは危なくないように下げています。犬が近づこうとしたら、シャー!とかフー!とうなるつもりです。

猫の攻撃姿勢のパターン④:ほっといてよ

赤毛猫は、近づいてきた猫に悠然と顔を向けて睨んでいます。耳が回転し、耳の後ろ側が正面からみえるようになっています。これは、もっと近づいたら攻撃するというシグナルなので、相手の猫もひきさがったほうが良さそうだと思いはじめました。赤毛猫は、この状況に対処できるという自信があり、猫は怖がって防御姿勢をとるような気配はありません。

猫の実際の喧嘩にはいくつかの傾向がある

猫はどうしても腰でないかぎり、戦いを避けようとします。それでもテリトリーの争いを決着させるため、猫の相手を勝ちとるために、戦うしか方法がないときもあります。また子猫は、とても幼いうちから将来に備えてケンカごっこで練習します。ペットの猫はたいてい去勢されているので、野良猫の集団と違い、完全なオス同士が戦うことはまれです。したがって、飼い猫はほとんど本当の戦いをする必要がありません。それでも顔なじみの猫や飼い主とケンカごっこをして、防御の腕を磨きます。

では実際に猫の喧嘩にはどんな傾向があるのかをご紹介します。

猫の喧嘩パターン①:来てみろ

対等な2匹が戦うとき、後足で立ちあがるのは、相手のバランスを崩して上から飛ぴかかろうという戦略です。どちらの猫も、後足の瞬発力と体重を利用して、相手を打ちたおしながら前足でひっかき、耳や首のまわりに喃みつこうと狙っています。灰色の子猫が体格でわずかに勝っていますが、薄茶色の子猫ち自信があり、尻尾を上に向けています。耳の後ろ側を見せるようにひねっているのは、遊ぴとはいえ激しい攻撃のしぐさです。

猫の喧嘩パターン②:うわぁ、やべぇ!?

薄茶色の子猫が上から前足を伸ばして灰色の子猫の背中にさわったところ。びっくりした子猫は反射的な動作で飛び上がります。この動作に敵がひるんでいるうちに逃げられます。

猫の喧嘩パターン③:俺の方が強い

将来役たつかもしれない、レスリングの技を練習しています。成猫は、このように攻撃されやすい姿勢にはならず、弱いところを守りながら頭と頭をくっつけて戦います。成猫の場合は、噛んだり鋭い爪で引っ掻いたりするのは危険なのでこのような戦いは短時間で終わります。

猫の喧嘩パターン④:コンニャロ!

前足で殴りあうのは、とっくみあいよりずっと安全です。とくにこの例では、胴体がしっかりと守れています。猫はふつう、まず前足を使って防御しようとします。両前足が自由になるよう、横向きに寝ころぷこともあります。それで擊退できる場合もありますが、そうでなけれぱ、おたがいに少しでも多くダメージを与えようとして、とっくみあいになります。

猫の攻撃と喧嘩のまとめ

いかがでしたか。猫の攻撃姿勢や喧嘩は、いくつかのパターンに分けられます。どれに該当するのか飼い主さんは観察すると面白いでしょう。基本的に猫の喧嘩は、短時間で終わります。ただし、重傷を追うことが少なくありません。猫の喧嘩では、歯と爪を存分に使うので、エスカレートしないように未然に止めることも大切です。

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