猫の鼻やヒゲ、口にはどんな役割があるのか?ネコの体の働きを知っていますか?

by csptl
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猫の鼻やヒゲ、口には特別な機能があるのをしっていますか?例えば、猫は見覚えのないものを見つけると、まず匂いをかいで判断しようとします。猫の鼻は嗅覚が人の数万から数10万倍発達しているだけでなく、温度や感触、味なども判断できる、猫にとって最高の感覚器です。このような猫特有の機能を猫はたくさん持っています。その中で、今回は猫の鼻やヒゲ、口にはどんな役割に関してご紹介します。

猫の鼻は呼吸器官

起きている猫の鼻が、粘膜期からの分泌物で湿っているのは、吸い込んだ空気を適当な温度や湿度に調節し、空気中のウイルスの侵入を防ぐためです。猫の鼻は湿っていることで、風なども感じていると言われています。

猫はどのように食べ物の判断をしているのか?

猫の嗅覚は生まれたときから発達していて、目が開かない子猫でも、匂いで自分の巣を探り当てることができます。猫は食べられるものかどうか、好き嫌いなども、味ではなくにおいで判断しています。猫は嫌いなものを出されると、匂いをかぐだけで口をつけないのはこのためです。

猫の鼻は個別識別できるの?

猫の鼻の頭をよく見ると、細かい紋様が入っています。これは十匹十色、人でいう指紋のようなもので、猫の種類や猫自身によって全部違います。

猫は神経にダイレクトの感覚器やヒゲ

猫のヒゲは、母猫の胎内にいる間に、全身の被毛よ入りも先に行きてきて、生まれたときにはすでに太く長く成長しています。他の毛よりも太いところに毛根があり、神経に直接つながっています。正確には触毛と呼ばれます。

猫のヒゲは暗い場所ではセンサーになる

猫のヒゲはとても敏感で、猫が獲物を捕まえるときや、狭いところや暗いところで行動するときのセンサーの役割をします。ヒゲの先端をなめらかな線で結ぶと、猫の顔の周りに丸く円を描くようになり、これで障害物との距離を測り通り抜けられるか判断しています。

猫のヒゲを切られてしまうと?

猫はヒゲを切られると困ってしまいます。もし誰かが猫のヒゲを切ってしまったら、猫は非常に困ります。危険が迫ったり、 獲物が突然現れても反応が遅れるだけ でなく、木登りや、細い塀の上を歩くときにバランスを取るのが難しくなります。それだけ猫のヒゲは大切なものなのです。

猫のヒゲも抜けかわる!?

猫のヒゲは1本ずつ抜け変わっています。また年を取ると次第に切れて短くなったり、抜けた後に生えてこないようになります。猫のザラザラした舌は、ブラシの役割もあります。猫の舌がサンドペーパーのようにザラザラとしているのは、乳頭という小さな突起が、ノドの奥に向かってたくさんついているためです。この猫の乳頭には、猫の生活に欠かせない3つの役割があります。

猫は口の舌を使い、ものを口に運んでくれる

まず猫の舌にある乳頭を使い、ものを口に運びます。猫の舌にある乳頭は、食べ物や水をすくい、乳頭の隙間に含ませてノドの奥に運びます。

猫の口の歯は食事の肉をそぎ落とすしている

猫の口の歯は、本来の猫の食事、動物を食べるときに、骨から肉をそぎ落とすのに役立つと言われています。

猫は舌の乳頭を使い毛づくろいする

猫は全身を毛づくろいするときに、ブラシのように毛をすいて、抜け毛やゴミを取り除きます。しかし、取り除いたものは、乳頭の構造上吐き出すことができず、飲み込むしかありません。

猫は舌の構造上甘みを感じにくくなっている

味覚はどうかというと、甘い、酸っぱい、苦い、辛いのうち、甘みは感じにくいようです。猫は動物性たんぱく質を主食としてきたため、甘みの強い炭水化物は苦手です。糖分には味を感じません。甘いクリームが好きな猫は、甘みよりも脂肪分に反応しているようです。ちなみに、刺激には敏感でコショウや唐辛子はどの猫も犬も苦手と言われています。

猫の舌は水の味に敏感

猫は舌にある水の味を感じる器官は発達しています。ですから、猫は水の味に敏感であり好みがわかります。蛇口から出た水を好み猫もいれば、新鮮な水を好む猫もいます。カルキ臭さを嫌ってか、お風呂の水やミネラルウォーターを好む猫までいて多様なのです。

猫の口には30本の歯がある

猫の乳馬は生後3から4週間ごろから、犬歯→切歯→白歯の順で生え始め、生後8週目には生え揃います。その後、生後3から6ヶ月頃に永久歯と生え変わります。

猫の口の歯は”3種類”ある

猫の歯の数は、上下合わせて30本が基本です。

猫の犬歯(けんし) は上下4本あり、いわゆる牙で、獲物の脊椎を脱臼させて仕 留めたり、ものをくわえて運ぶために使われます。根が深く、アゴの骨にし っかり定着しています。

切歯(せつし)は上下12本の、犬歯の間に生えている小さな歯で、獲物の毛や皮を剥ぎます。飼い猫の場合は、毛についたゴミを取ったり、毛玉をほぐすために使われます。

臼歯(きゅうし)は前臼歯は上6本と下4本あります。後臼歯は上下2本ずつあります。猫は肉の塊を飲み込める大きさにさくために使われていますが、磨り潰す働きは弱いです。したがって、猫が食べ物を飲み込むことは少ないと言われています。

終わりに

いかがでしたか。猫の鼻や口、ヒゲは多くの優れた機能を持っています。知らず知らずのうちに猫のヒゲを切ってしまったりすると、猫にとっては大変な問題となります。愛猫との鼻や口、ヒゲなどの機能の関係を観察していると猫の魅力をより一層理解できるのではないかと思います。是非チェックしてみてくださいね!

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