猫はなぜ部屋や家、外を探検するのか?ねこの探検のメカニズムに迫る

by csptl
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猫を飼っていると猫がいつの間にかいなくなるってことありませんか。これは猫自身が探検を好んでするからです。猫は本当に好奇心が強い生き物で、猫は探検を通じ新しい地図を頭の中に描いたりもします。今回はそんな、猫はなぜ部屋や家、外を探検するのか?をご紹介します。

猫が探検したい理由とは?

猫は狩りに最適な場所を把握できるよう、猫自身のテリトリーを熟知しておくことは、猫にとってとても大切なことなのです。猫は近所の環境を徹底的に詳しく探検し、少しでも変化が起こっていないか調べます。自分の世界が平穏無事なのを定期的に確認したいので、猫は頻繁にチェックすることが重要なのです。猫が家の外のドアを開けてくれとせがむ理由、外でなにも起こっていないのを確かめて安心したいのが大きいです。猫はドアを開けてやったのに外へ出ていかなかったりすぐに戻ってきたりするときもあるので、そういう行動を理解できないと飼い主さんはいらいらしてしまいますが、猫の習性を理解していると猫が探検するのは仕方のない行動だと言えます。

猫は探検の時にどのようにして周囲を理解しているのか?

猫のひげは、周囲を調べるために欠かせない、素晴らしい装備です。一般にヒゲと呼ばれているのには、口の周りに生えている長く太い毛のことで、それぞれの根本には感覚器官が備わっています。猫はそれを使って、穴や通路の大きさを測ったり、真っ暗な暗闇の中でも進路を探ったり、空気の流れや動きを敏感に掴み感じとっているのです。猫は目の上にもヒゲと同じように動きを感じ取る長い毛が生えています。これらは猫の探検時に欠かせないアイテムとも言えます。

猫は探検するため、地図をねこ自身で作成している!?

猫は新しいテリトリーをよく知るためにせっせと探検を行い、猫は頭の中に詳しい地図を探って作り上げていくと考えられています。猫は頭の中の地図を使って一度も通ったことのない新しいルートから家に帰ることもできるのです。

猫は探検中に他の誰かがいるか調べている

猫にとって自分のテリトリーに、ほかに誰がいるか調べるのはとても重要です。この猫はカメラのほうを気にしながら、ほかの猫が低木に残した匂いを姿勢を低くして嗅いでいます。周囲のできごとに対する好奇心は、環境を詳しく把握するために役立ちます。どんな競争相手やライバルがいるのか、獲物の数が減っていないかどうかを確認することも、野生での戦いや生き残っていくことに不可欠でしょう。人にかわいがられている飼い猫の世界ではどれも必要のないことですが、実は猫は生まれもった欲求を失ってはいないのです。

猫はギリギリ通れる道を探検中に探っている

猫はびっくりするほど狭い隙間を通り抜けることができます。一見猫はドアに押しつぶされているように見えることもありますが、隙間を自分で通りぬけてきたところなのです。猫は隙間を通れるかどうか判断するには、猫のヒゲを活用しています。猫の頭と顔がギリギリ通れば、体はついてきて通り抜けられるようになるのです。

猫は部屋や家の中を探検するのも、好奇心が強いから

好奇心は猫を殺すということわざは、猫を見ていると一見本当のように思えます。なぜなら、猫は探検しているうちに危険な状況に陥ってしまうことがよくあるからです。猫は家だと物置や洗濯機に閉じこめられてしまったというニュースもよく耳にします。部屋の中でも、いろいろな場所を探っていることがおおいですよね。でも、野生の猫については、猫の探検は大変重要な行動です。なぜなら、猫たちは好奇心によって狩りをする場所の知識を増やしているからこそ、獲物が不足することがあっても生きのびられているからです。今では飼い主さんがペットの猫に必要な食べものを全部与えているわけですが、それでも猫は、探検をして周囲の世界を知りたいという欲求を失ってはいません。これは猫の探検は、猫の野生の習慣をまだ残しているからだと考えられます。

猫の部屋や家の中での探検方法

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猫は、テリトリーにあるはしごのようすを調べてから、今度はそれを見張り台にして、庭を見渡しています。猫は新しいものにとても興味をもち、危険でないとわかるまで徹底的に調べます。気に入れば、休み場所として使ったり、 食べもの探しや狩りに役立てたりすることもあります。

猫がキャットタワーを見つけた場合①:ねこは何があるのか関心を持つ

キャットタワーはちょうど猫の探検を促すような大きさの穴が空いています。すると猫は、もっとおおきかったら中が見えるのでわざわざ入ろうとしないでしょう。

猫がキャットタワーを見つけた場合②:ねこは穴の中にて確認してみる

中を見たくてたまらなくなった猫は、やっと体が入るくらいのスペースに潜りこみます。野生ではこういう場所は獲物の隠れ家になりやすいので、猫はチェックする価値があると判断するのです。

猫がキャットタワーを見つけた場合③:ねこは前と同じだときづく

この猫は前になんどもここを探検して、中が空っぽなのを確かめています。いつかは何かが入っているのではないかと期待します。

終わりに

いかがでしたか。猫の探検は内猫にするのか、外猫にするのかで猫の行動範囲が異なるので猫の好奇心も変わってくるでしょう。外に出して探検させ、本能を充足させるという飼い方も一つですし、交通事故や猫同士の喧嘩などのリスクを軽減させるために内猫にするのも選択肢の一つです。いずれにせよ、猫は大変好奇心が強い生き物ですから、猫の習性を理解して猫の探検に関しても飼い主さんとして理解を示してあげると猫もストレスを溜め込みにくくなることでしょう。

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