猫を飼う際にまず考えなければいけない点はなんだと思いますか？猫を飼う際に、買い方や手に入れるアプローチ方法など幾つかの視点で整理する必要があります。他にも、どんなタイプの猫が飼い主さんとの相性がよいか確認する必要がありますよね。今回はこうした猫の買い方や手に入れる方法に関してご紹介したいと思います。飼う前の情報の整理にご活用くださいねー。
猫の入手前の情報収集の方法とは
子猫の可愛さに欲しくなってしまったり、里親募集でかわいそうなどと思ってしまうのは人情ですが、衝動買いで猫をもらったり買ったりすると猫に対しても失礼です。飼い主さんは猫の一生を面倒みるわけですから、しっかりと検討する必要があります。具体的には、５年後、１０年後、など長期の猫の人生をしっかりと考えシュミレーションを立てるなど、飼い主さんは決心する必要があります。安易に購入するのは猫にも飼い主さんにもハッピーにならないこともあるので焦りは禁物です。
猫の購入を決めた時
猫を飼うと決めた時、希望のタイプに合わせて、どこから猫を迎え入れるかを検討してください。例えば、純血種の場合、一般にペットショップで購入するのか、その品種のファンシャー（愛好家）のブリーダーのもとで生まれた子猫を購入するかという選択肢も考えられます。
他にも里親団体も数多く存在するのでそこから検討するのも一つのアプローチ方法です。ブリーダーや里親団体、また近所の獣医師といったプロに、猫のことを教えてもらいつつ、相談してから、最終的な入手先を検討するアプローチも考えられます。
猫の情報を集めて整理する
いずれにせよ飼い主さんは大切な猫の情報を集め、整理する必要があります。猫を飼うということは大きな責任の伴うことですので、納得するまでしっかり考え抜き後悔のないを決断してください。
捨て猫を飼うことを検討する場合
捨て猫の場合は、病気の可能性がありえます。例えば、人畜共通感染症などのリスクが考えられます。ですので、飼い主さんは捨て猫を飼うと決めたら、まず動物病院で獣医さんに相談するのがよいでしょう。
もし子猫の命を救うと決めた場合、動物病院では健康診断をする必要があります。同居の猫や犬やうさぎだけにとどまらず、人間にも病気が感染するリスクがあります。そのようなリスクを回避のためにも、早急な診断と治療を行うとよいでしょう。
動物病院にいくことで治療法や飼育方法をプロの獣医師さんに相談ができます。ただし、中には飼い主さんで獣医の先生に拾った猫を押し付けるケースもあるようなのでマナーを守るようにしてくださいね。
猫の買い方や手に入れ方や絞り込み方法の注意点
猫の買い方や手に入れ方や絞り込み方法の注意点を三つご紹介します。
猫の買い方や手に入れ方や絞り込み方法：①猫の希望タイプを定める
猫の品種、性別、成猫過去猫などで入手先は変わるので、まず希望タイプを先に決めておきましょう。
猫の買い方や手に入れ方や絞り込み方法：②猫の迎え入れる時期を決める
純血種なら次に生まれる猫を待つ必要があります。世帯で働いている飼い主さんは、長期休暇の前が望ましいでしょう。
猫の買い方や手に入れ方や絞り込み方法：③猫の購入予算を決める
猫が純血種の場合は十分な予算が必要になります。十分な予算の有無は猫の買い方に大きな影響が出ます。
猫の買い方や手に入れ方のまとめ
飼い主さんの猫への価値観により、猫との出会いの場はいくつか考えられます。代表的な猫の入手方法は、下記の４つになります。
猫の買い方や手に入れ方：①ペットショップから購入する場合
子猫とお店のレベルをチェックしてください。純血種の子猫の実物を目で確かめてみてください。すぐ連れて帰れる手軽さや、飼育に必要な準備品がそこで購入できるのも便利ですよね。しかし、猫のショップのレベルはお店によって大きな差があります。
望ましいペットショップとは、飼育環境が衛生的か、子猫の管理が適切か、店員の知識が十分あるかなどを確認してください。他にも、猫の健康状態がより良いかなどチェックしてみてください。
猫の買い方や手に入れ方：②ブリーダーから購入する場合
猫を買うまでに時間を要することがあります。ブリーダーは、よりよいスタンダードを後世に伝えるために活動することが仕事です。ブリーダーを使うと、キャットショーなどで活躍する美しい血統の猫を見つけることができます。ブリーダは、専門とする純血種の特徴や飼育の注意点などに詳しいです。手入れ方法などにも詳しく相談に乗ってくれることでしょう。注意すべきは、猫は機械のような量産型ではないので飼い主さんは時間を要して猫を待つことも大切です。
猫の買い方や手に入れ方：③友人や知人から猫をもらうか購入する場合
友人や知人で生まれた子猫を譲り受ける場合は、純血種でも安価で買うことができるでしょう。しかし、飼われている環境、親猫の健康状況、親猫の遺伝子疾患などの持病がないか動物病院などで確認すると良いでしょう。室外環境の母猫なら、感染症を持っていることが考えられるので、子猫には獣医師との健康診断があると望ましいです。
猫の買い方や手に入れ方：④里親募集団体から手に入れる場合
里親団体によって条件は異なります。近年では里親募集団体やネットワークが充実しており、多数の猫が里親を募集しているので、好みの容姿や年齢の猫を探すこともできます。保護されている期間に猫はしつけや社会化されていることもあるので、飼育しやすい子に育っていることもあります。グーグルから「猫 里親募集」などとキーワードを入れれば用意にサイトを見つけることができます。
猫の買い方や手に入れる際に、飼い主さんの直感は大切
同胎の子猫、ペットショップの猫、里親募集の子猫や友人の子猫などにしても、健康だけに留まらず相性も大切です。その子猫がどのような性格に育つのか、どんな行動をするのか、などは結局のところ飼い主さん次第になります。獣医師さんやプロの研究者などにも想定することは難しいのではないでしょうか。
ですので、最後は飼い主さんは猫との相性や直感を信じることが大切です。「猫のかわいさ」、「猫の美しさ」や「猫の性格」などに魅了された猫を選ぶと良いでしょう。その愛しい気持ちが中長期的に愛猫を大切にする原動力となるからです。
猫を手に入れる前の健康な猫の特徴のまとめ
- 猫の体格：肉が詰まっている感じがするか。持ち上げた時に小鳥のように軽いと注意が必要です。それよりもずっしりしているかがポイントです。
- 猫の毛づや：猫に脱毛部位がないか。猫の毛艶は悪くないか。毛艶が悪いのは、食事か消化呼吸が原因の可能性あり。
- 猫の性格：猫は人見知りしないか。猫は人に寄ってくるか。猫の社会化によって改善は可能です。
- 猫の顔：猫に目やにがないか。猫に鼻水やよだれが出ていないか。猫の耳垂れが出ていないか。
- 猫のお腹：猫が肥満気味ではないか。遅いわりにお腹が出ていると猫の体の内部に寄生虫が発生していることもあります。
- 猫の四肢：猫は歩いたり、ジャンプできるか。栄養状態によって骨が曲がったり、歩きやジャンプに影響が出ます。一般に栄養状態を改善すれば元に戻ることが多いです。
- 猫のおしり：猫の肛門が綺麗か。猫の肛門が汚れていないで、きゅっとしていると望ましいです。猫に下痢が続くと赤くなることがあります。
猫の買い方や手に入れ方のまとめ
いかがでしたか。猫を購入することは、新たな家族を迎え入れることと同じです。飼い主さんは失敗が許されないので、猫の買い方や手に入れる祭の注意点をしっかりと整理してくださいね。飼い主さんにとって当たり前の視点も多いかもしれませんが、猫の手に入れる前の抜け漏れ防止として記事を是非チェックしてみてくださいね。
