猫は気まぐれ行動が多く、猫はどんな気持ちなのか理解することが難しいことってありませんか。一見気まぐれ行動が多い猫ですが、よく観察すると、いくつかの猫の行動や気持ちには法則があることに気づいてくると思います。なぜなら、気まぐれのように見える日々の行動には、猫の本心である気持ちがあるからです。今回は、なぜ猫は天候や年齢や季節などによって動きが変わるのかをご紹介していきたいと思います。
猫の気持ち:時間や季節や年齢でかすかに猫の行動が変わっていく?
猫の行動は、時間や季節でも変化します。その日の天候、朝、夕方、夜なのか、季節、猫の年齢などの要因で猫の気持ちや行動がかわっていきます。なぜなら、猫は野生の記憶、本能行動、あるいは成長の過程で経験した学習記憶が影響しているからだと言われています。雨の日にダラダラしているのも偶然ではないのです。
猫の気持ち:猫は雨の日ダラダラ過ごすのはなぜなのか?
猫は雨に日になぜダラダラと過ごすのかをご紹介します。飼い主さんの場合よりイメージが湧くかと思いますが、猫は雨の日ダラダラ過ごしていますよね。猫の1日は早朝や夕方は活発なのは、空腹と本来夜行性の習慣があるからです。夜になると猫は本能的に徘徊する気分になるのです。食後もパトロール休憩がさらに増えます。夕方は活発に過ごします。そして夜中には、眠ります。
さらに天気が猫に影響を与えることがあります。例えば、猫は雨だと一日中ダラダラしています。なぜなら、猫は外での活動経験から、雨天の大変さや面倒さを知っているからだと考えられるからです。
他の理由として、猫の祖先が乾燥地帯生まれなので濡れることを嫌雨ケースも考えられます。例えば、狩りに出ても雨の音で獲物を捕まえにくくなったり、匂いをかぎにくくなることも考えられます。結果として、狩りがうまくいきません。このような負のサイクルが生まれやすいのであれば、雨天は体力温存したほうが望ましいと考えるのです。
猫の気持ちは季節や年齢によって変わる?
猫は年齢や季節によって行動が変わっていきます。これにはいくつかの理由があるのです。
猫の気持ちは季節によって変わるのはなぜか?
猫の季節的な活動量は、繁殖期と深い関係があります。猫の繁殖期は、交尾相手を求めてより広い範囲を徘徊することになります。季節は、1月〜3月と5月〜8月、10月あたりに発情をする傾向にあります。この時期の猫は、縄張りを捨て、より広範囲に鳴きながら活動するようになります。食事の量が減るのも一般的です。活動パターンが変わるのです。
猫の気持ちは年齢によって動きが変わる?
猫の気持ちは年齢によって変わります。子猫の場合は、まわりにあるものすべてを調べます。猫は大変好奇心旺盛で、食べられるものかどうか、猫の親から学びます。そして、猫の親から危険なことは何なのかも学びます。一方で、高齢の猫の場合は、関節部分が硬くなる傾向があり、時には筋力も衰えていきます。結果として、動きが鈍くなって行くようになるのです。
猫は年齢ととも好奇心が薄れていくのはなぜか?
猫は経験を通して多くのことを学んでいきます。多くのことを経験を通して学習をしているため、年齢を重ねると調べる必要がなくなるのです。結果として、好奇心もすでに学習しているため薄れていきます。同時に、高齢になると、体力温存するために、休むことが増えていきます。
最終的には、好きなものと嫌いなもの以外に興味がなくなっていく傾向があります。結果として、人間には安定した気分で過ごしているように見えていくのです。
猫の気持ちは年齢や季節など様々な要因に左右される
猫の気持ちは、天気、時間、季節、年齢によって大きく影響を受けます。下記にまとめておきます。
- 天気と猫
猫は、晴れの日活動的になります。曇りの日はイライラします。雨の日は体力を温存します。
- 一日と猫の活動
猫の朝は活動的になる。昼は、体力を温存します。夕方は、活動的になります。
- 季節と猫
猫は、春繁殖期を迎え活動的になります。猫の夏は、朗らかに生き生きしています。秋は、繁殖期を迎え活動的になります。冬は体力温存します。
- 年齢と猫への影響
子猫は、好奇心旺盛で活動的です。大人の猫は、朗らかに生き生きしています。高齢猫は、体力温存します。
猫の気持ちのまとめ
猫の気持ちは、時間帯や季節や年齢など多くの要素で変わります。これは野生の名残を受けていたりもしますが、いくつかの要素での猫の変化は、ある程度わかってきています。気まぐれに見える猫の本心を是非観察してみるといろいろな法則が見え楽しいと思います。是非、観察しててくださいね。