あなたが猫の体を触ると猫は嫌がりますか？もし嫌がる場合、愛猫とのスキンシップのやり方が間違っているのかもしれません。スキンシップは飼い主にとっても猫にとっても幸せなひとときなのです。猫との信頼関係を作っておくと、猫のお手入れもしやすくなります。今回は「猫はなぜ体を触ると嫌がるのか」をご紹介したいと思います。
猫の体を上手に触れるコツがある！？
スキンシップは猫との信頼関係を気づく上で大切なことです。猫のお手入れをしてあげるためにも、いつでもどんな場所でも触れるようにできると望ましいですよね。スキンシップを上手にやるためには、猫の触れ合い時に心地よさを感じさせてあげることが大切です。猫は自分でなめられないところやかきたいところを触ってあげると喜びます。そうした猫の欲しているポイントを見つけることが大切なのです。
猫の体で触ったり撫でると喜ぶ箇所
猫の体で触ると喜ぶ場所を紹介します。ちなみに、苦手な箇所は、口周り、足先、おしり、尻尾は触ったり撫でたりされるのが苦手です。突然触られると愛猫に嫌われるので注意が必要です。
猫の体で触れると喜ぶ箇所：①頭
仲の良い猫同士が舐め合う場所。なめられる刺激と同じ感触を得られるので猫は喜びます。
猫の体で触れると喜ぶ箇所：②顎の下
猫が自分でなめられない場所。また、触毛が生えているので、気持ち良さが敏感に伝わりうっとりします。
猫の体で触れると喜ぶ箇所：③背中
背中は自分でかけない場所なので、触られると喜びます。ブラッシングが好きな猫は、特に好みます。
猫の体で触れると喜ぶ箇所：④腰
腰は猫にとって、性的な興奮を感じる場所です。猫にとって敏感な場所でもあるので、触りすぎに注意が必要です。
猫に触れるためのポイントや対処方法とは
猫は一般に触られたり撫でられるのが苦手です。とはいえ、猫に触れたいものですよね。その改善方法や対処方法をご紹介したいと思います。
猫に触れるためのポイント①愛猫の触りやすいところから慣らしていく
猫の頭を触る
猫の耳の生え際の毛が薄くなっている部分は、特に触られると気持ちの良い箇所です。指の腹で軽くたたくようんして触ってみると良いでしょう。
猫の背中を触る
猫の毛並みにそって、首から腰までゆっくり撫でてください。手でブラッシングしてあげるようなイメージで猫に触れてください。愛猫が落ち着いている時に行うと良いでしょう。
猫の腰を触る
猫のしっぽを立てて近寄ってきたときのみ、背中から腰にかけてゆっくりと撫でてください。猫のしっぽのあたりは軽くトントンと叩いてあげてください。
猫に触ると嫌がる苦手箇所の対処方法
猫のお腹の触り方
動物にとってお腹は急所です。猫が自らお腹を見せた時のみ、時計回りか、下から上へ向けて優しく撫でてあげてください。
猫の顔の触り方
両手で猫の頬を包むようにして、頬から耳の付け根に向けて優しく撫でてください。慣れてきたら、まぶたを円を描くようにして触ってください。
猫のあご下から口まわりの触り方
あご下は猫にとって気持ちのいい箇所です。あご下から首にかけて優しく撫でる流れで、口周りもそっと触ってみてくださいね。
猫の触り方のポイントのまとめ
猫の触り方をポイントでまとめてご紹介します。
猫の触り方のポイント①猫とのスキンシップをとろう！
お手入れ以外の時でも、猫を撫でるときなど猫とのふれあいを意識してください。
猫の触り方のポイント②猫とのスキンシップは５分ぐらいを目安に！
猫は長時間触れられることを嫌います。触れる目安は５分程度を目安としてください。
猫の触り方のポイント③猫の表情を確認しよう！
猫が撫でられるたり触れるとうっとり喜んでいるのか、嫌がっているのかを確認してください。猫が嫌がっている時は、無理に触るのではなく放っておいてあげてください。
猫の触り方のまとめ
いかがでしたか。猫の体を触りたいけどうまくいかない飼い主さんは是非実践してみてください。最初は嫌がられていてもポイントを理解して猫に触れることで格段にスキンシップの質は上がるでしょう。大好きな愛猫だからこそ、愛猫の気持ちを理解して、コミュニケーションを深めてくださいねー！
