アメリカンコッカースパニエルを知っていますか?性格や特徴や飼育の注意点など紹介します

by csptl
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アメリカンコッカースパニエルっと聞いてどんな犬種かイメージできますか。アメリカンコッカースパニエルの起源をさかのぼると、イギリスから輸入されたスペインの猟犬です。別称では、コッカーコスパニエルとも呼ばれることも多いです。アメリカンコッカースパニエルは、小柄にもかかわらず頑丈な体で、力強く、軽快な歩様なのが可愛らしいですよね。今回は、アメリカンコッカースパニエルの性格や特徴や飼育の注意点など詳しくご紹介します。

アメリカンコッカースパニエルの犬種情報

  • アメリカンコッカースパニエルの愛称:コッカースパニエル
  • アメリカンコッカースパニエルの原産国:アメリカ
  • アメリカンコッカースパニエルの寿命:12歳〜15歳
  • アメリカンコッカースパニエルの体高:17センチ
  •  アメリカンコッカースパニエルの体重:オスとメス共に7から14 kg
  • アメリカンコッカースパニエルの毛色:黒、 トライカラー、 シルバー、 レッド、 タン、 ブラウン、 
  • アメリカンコッカースパニエルの性格:明るく活発、賢い、甘えん坊、外向的、 警戒心が薄い、 落ち着きがある、

アメリカンコッカースパニエルの性格や特徴

アメリカンコッカースパニエルの性格

アメリカンコッカースパニエルはとってもフレンドリーな犬で、明るく活発な性格で皆をなごませてくれる存在です。

アメリカンコッカースパニエルは遊ぶのがとても大好きで、子供と遊ぶのも大好きなのです。

元々アメリカンコッカースパニエルは鳥猟犬ということでその賢さからしつけもとてもし易いと言われています。また感受性が豊かなので、家族の行動等にとても敏感です。アメリカンコッカースパニエルは甘えん坊な所もあり、一人お留守番等はちょっと苦手だと言えます。

アメリカンコッカースパニエルの特徴

アメリカンコッカースパニエルは元々鳥猟犬として人間と暮らしていました。ですので、アメリカンコッカースパニエルはしつけ等は覚えやすいと言われています。

アメリカンコッカースパニエルは肥満になりやすく食事のバランスに注意する必要があります。アメリカンコッカースパニエルは食べることが大好きなので、しつけのためにおやつばかりを与えていると肥満になってしまいます。

また、アメリカンコッカースパニエルの被毛の美しさも特徴的です。皮膚病を起こしやすいこともあり丁寧なブラッシングやトリミング等のケアが重要な犬でもあります。

アメリカンコッカースパニエルの飼育の注意点

アメリカンコッカースパニエルの室内環境

アメリカンコッカースパニエルは夏の暑さや冬の寒さがとても苦手で、普段から快適に過ごせる温度にしておきましょう。

夏は熱中症に注意して室温は23~25度前後に設定しておきましょう。またアメリカンコッカースパニエルは普段からこまめにブラッシングを行い、部屋を清潔に保つようにしましょう。

冬場は室温26~28度位に保ち、湿度も十分注意しましょう。アメリカンコッカースパニエルは暖房により、きれいな被毛がばさばさにならないためにも湿度50~60%ほどに保っておくと良いでしょう。

アメリカンコッカースパニエルの床環境

アメリカンコッカースパニエルは関節の病気に成りやすく、特に股関節形成や膝蓋骨脱臼には注意しましょう。フローリングだと滑りやすいのでコルクマットや滑り止めマットなどを敷いてあげるようにしましょう。アメリカンコッカースパニエルは遊ぶことが大好きなので、ジャンプ等は関節の病気を引き起こしたり骨折の原因になってしまいます。

関節の病気がある場合はアメリカンコッカースパニエルが高齢になってから、小さい段差にも気をつかってあげたいものです。低めのソファを選んだり登らせないようなしつけをする等、毎日の生活の中で注意をしていってください。

アメリカンコッカースパニエルの運動環境

一日2回、朝夕30分ずつの散歩をしてあげるようにしましょう。ドッグラン等で走らせてあげるのもいいでしょう。元気一杯なアメリカンコッカースパニエルですので、トレーニング要素の高い運動を取り入れて上げることで楽しい遊びの時間を過ごす事ができるようになります。

アメリカンコッカースパニエルは運動好きですが暑さには弱いので、散歩や運動の時間帯にはとても注意をしてください。特に夏の散歩は日が落ちてしまってからの方が良いでしょう。

アメリカンコッカースパニエルのしつけ

アメリカンコッカースパニエルはとても賢いので、しつけやトレーニングもやりやすいのです。ポイントは、アメリカンコッカースパニエルがしつけやトレーニングで成功したらたくさん褒めて嫌なことや怖い思いをしないように注意が必要です。

元気なアメリカンコッカースパニエルだからこそ、可愛いとばっかり言っていないでしつけをきちんとやらないとワガママな犬になってしまいます。

メリハリのあるしつけやおすわり、待て等の基礎訓練から服従のトレーニングが重要になってきます。

アメリカンコッカースパニエルが掛かりやすい病気について

アメリカンコッカースパニエルの掛かりやすい病気:①皮膚疾患

アメリカンコッカースパニエルは皮膚の病気になりやすい犬です。

アレルギー皮膚炎、アトピー性皮膚炎などはハウスダストや花粉、食事が原因と考えられ、脂漏症はマラセチアが原因と言われています。

アメリカンコッカースパニエルは日頃のブラッシング等の手入れを行う必要があります。痒がったり皮膚が赤くなったりしたら、早めに獣医師の診断を受けましょう。

アメリカンコッカースパニエルの掛かりやすい病気:②白内障

アメリカンコッカースパニエルは目の病気も発症しやすいと言われています。その中に遺伝的に起きる先天性の白内障と高齢になって起きる白内障があります。

徐々に視力が低下していきますが、点眼薬によって進行を遅らせる事はできるようになりました。高齢になったら定期的に健康診断と共に目も獣医師に診てもらうようにしましょう。

アメリカンコッカースパニエルの子犬の時期の注意点や病気

アメリカンコッカースパニエルの子犬はとっても活発で遊びが大好きです。

たくさん遊んで上げるようにしましょう。またこのころのしつけはとても大事で、甘やかしてしまうとワガママに育ってしまうので、遊びとやめるタイミング、しつけのメリハリがとても大事になります。

適度な運動も重要ですが、成長期は骨ももろいので、充分に注意し、運動のしすぎには注意しましょう。フローリングにはコルクマット等を敷き、滑らないようにいましょう。

食べることが大好きなアメリカンコッカースパニエルだからこそ、運動と食事、睡眠のバランスがとても大事で、肥満には充分気をつけましょう。また被毛の美しさを保つために毎日のブラッシングも欠かさずに行いましょう。

アメリカンコッカースパニエルの子犬の時期に気をつけたい病気:①膝蓋骨脱臼

小型犬に多い病気でアメリカンコッカースパニエルにも注意が必要だと言われています。先天的な形成異常で膝蓋骨が外れやすくなってしまうのですが、子犬の頃のワクチン接種のタイミングで関節もしっかりと見てもらいましょう。

先天的なものも多いですが、関節に負担がかかってしまい発症してしまうこともあリますし、子犬の骨はもろいので、ちょっとした事故から骨折や脱臼になってしまうこともあります。ジャンプをしてバランスを崩して骨折してしまうこともあるので、普段の生活には充分注意してください。

アメリカンコッカースパニエルの子犬の時期に気をつけたい病気:②チェリーアイ

アメリカンコッカースパニエルは目の病気に掛かりやすいと言われていますがチェリーアイは遺伝性の病気のひとつで目が充血をしたり涙がたくさん出たりします。また遺伝ではなくても腫瘍やケガが原因でおこることもあります。

アメリカンコッカースパニエルはチェリーアイによって結膜炎も起きることがあり、目やにが多くなったりまぶしそうにしていたら、早めに動物病院で検査をするようにしましょう。

アメリカンコッカースパニエルのシニア期の注意点

アメリカンコッカースパニエルがシニアになってからは心臓病や関節の痛み等が出てきやすい犬種ですので、定期的に健康診断と愛犬にあった運動を適度にするようにしましょう。アメリカンコッカースパニエルは可能な範囲で歩いたりすると気分転換になり、血行も良くなりますし代謝アップにもなります。

毛並みが美しいアメリカンコッカースパニエルですが、だんだんと毛の色が薄くなって来ます。アメリカンコッカースパニエルの消化力も落ちてきますので、シニア向けのフードに切り替えるなどして栄養管理に注意しましょう。

寝て過ごす時間も多くなるシニアのためにゆっくりと休む環境を用意してあげましょう。元気で活発だったアメリカンコッカースパニエルも、シニアになるとゆっくりとした動きになります。ゆっくり休める環境の中でも愛犬とふれあい、コミュニケーションを取ってあげましょう。

アメリカンコッカースパニエルのシニア期に気をつけたい病気:①心筋症

運動が大好きだったアメリカンコッカースパニエルがあまり動かなくなったり、すぐに疲れてしまう時は心筋症を疑ってもいいかもしれません。

心筋症とは心筋が何らかの原因で厚くなるなど異常な状態になり、心臓の働きが悪くなってしまう病気です。オスの方が多いといわれ、心臓病独特の咳や、食欲低下等の症状が出てきます。普段から呼吸等に注意しておきましょう。症状に合わせた治療が必要となるため、定期的な健康診断が病気の早期発見に繋がります。

アメリカンコッカースパニエルのシニア期に気をつけたい病気:②緑内症

シニア(老犬)になると目の病気にはなりやすいと言われていますが、緑内症にも掛かりやすくなってきます。緑内障は眼球が飛び出し、視野が狭くなる病気で、痛いので頭を触られると嫌がります。

失明の恐れもあり進行していきますので、目の充血や角膜の濁り、何となく以前よりも目が出てきたという風に感じたら早めに獣医師の診察を受けてください。

 アメリカンコッカースパニエルの価格帯

アメリカンコッカースパニエルの価格帯は、15万〜24万円くらいだと言われています。

10万円以下で売られている子もいますが、先天的な病気を持っている場合もありますので、きちんと確認しましょう。

なお、保護団体からの譲渡などの手段もあります。

こちらは去勢、避妊手術代やワクチン代に加えて、医療費一部負担だけで済む場合が殆どですのでこちらもオススメです。

アメリカンコッカースパニエルの寿命

アメリカンコッカースパニエルの寿命は、12才~15才と言われていますがこれは個体差があります。

適正な運動と食事、そして色々なケアをすることでアメリカンコッカースパニエルの寿命は個体によって変わってきます。

アメリカンコッカースパニエルのまとめ

老犬になっても愛らしいアメリカンコッカースパニエルですが、犬は人間に比べると本当に早く老化してしまいます。アメリカンコッカースパニエルがシニアになっても健康でいてもらうためには太らせないようにしていつもコミュニケーションを取るなど出来ることはたくさんあります。飼い主さんはいろいろなコミュニケーションや食生活をより良いものにしてあげて、アメリカンコッカースパニエルが元気で長生きをしてもらいたいですね。

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