京都犬と行けるおすすめのお寺・神社:1000年の都でペットと神社仏閣巡りでもいかが?

by みると
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日本の伝統的な文化と美しい風景を持つ京都は、訪れるたびに新しい発見と魅力に溢れています。しかし、私たち人間だけでなく、最愛のパートナーである愛犬と一緒に京都の素晴らしい体験を共有することが可能な場所があるのをご存じでしょうか?京都で犬と一線に行ける寺院や神社についてご紹介します。歴史と文化が混ざり合った旅を愛犬と一緒に楽しみましょう。

1.「金閣寺」

 

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【住所】    京都府京都市北区金閣寺町1
【TEL】    075-461-0013

京都の大人気の観光地といえば「金閣寺」。実は、小型のわんちゃんと一緒に金閣寺の境内を参拝することができます。金閣寺の正式名称は鹿苑寺(ろくおんじ)ですが、舎利殿の「金閣」が、あまりに有名なため、金閣寺という通称で呼ばれています。鏡湖池(きょうこち)に浮かぶように佇む金閣。この鏡湖池は、金閣寺(鹿苑寺)境内の半分以上の面積を占めているそうです。季節によって楽しみ方も異なり、一年を通して国内外から多くの観光客が訪れるスポットです。
わんちゃんと参拝する際は、わんちゃんは必ずケージかキャリーに入れて、顔や体が外に出ないようにしてください。抱っこやスリングなどでは、参拝することができないので注意が必要です。また、境内に連れて入れるペットは小型の犬、猫に限られています。

京都犬と行ける寺・神社
2.「銀閣寺」

 

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【住所】    京都市左京区銀閣寺町2
【TEL】    075-771-5725

室町幕府に足利義政によって建てられた「銀閣寺」の正式名称は東山慈照寺です。自然に溶け込むようなシンプルさの中にしみじみとした風情が感じられる銀閣寺は、観音殿や東求堂といった趣のある建物の他、波打つ白砂をイメージした「銀沙灘」と富士山の形をした「向月台」が特徴的な庭園などを鑑賞できる人気のスポットです。
そんな銀閣寺は、愛犬と一緒に参拝することができます。境内では、わんちゃんを地面におろして歩くことは禁止されているので、キャリーやバギーに入れるか、抱っこをしなければなりません。一方で、銀閣寺参道では、愛犬を下ろして散歩が楽しめるようになっています。お土産屋さんもたくさん並んでおり、食べ歩きも楽しめて素敵な思い出作りができそうです。

京都犬と行ける寺・神社
3.「龍安寺」

 

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【住所】    京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
【TEL】    075-463-2216

室町幕府の有力者であった細川勝元が1450年に創建した禅寺「龍安寺」は、京都観光で外すことのできないスポットです。 枯山水の石庭が有名で、「古都京都の文化財」の構成遺産として世界遺産に登録されています。今では枯山水の石庭で世界的に知られていますが、ここまで有名になったのは1975年にエリザベス2世が龍安寺を公式訪問した際に石庭を称賛したのがきっかけです。
また、鏡容地の周りを取り囲む赤・黄・オレンジ色の紅葉、そして水面に映る紅葉が訪れる人々の目を楽しませてくれます。庫裡へと続く石段両側の木々は、禅宗の特徴を持つ白壁に映えて一段と鮮やかに色づきます。
ペットの同伴は、キャリーバッグなどに全身を入れて絶対に出さないという条件で許可されています。

京都犬と行ける寺・神社
4.「南禅寺」

【住所】    京都府京都市左京区南禅寺福地町
【TEL】    075-771-0365

臨済宗南禅寺派の大本山である「南禅寺」は、フォトジェニックな観光スポットとして高い人気を集めています。明治期に境内の中を横断する水道橋が建設された珍しい寺院「南禅寺」は、京都の歴史と西洋の建物が見事に調和し、境内は公園のような雰囲気。ペット連れでの散策にもお薦めできるスポットです。なんと境内はリード付の犬の通行が許されています。
また、南禅寺は春の桜や夏の青もみじ、秋の紅葉に冬の雪と、四季折々の景色が素晴らしく、山門から覗き込んだ先に映る絶景や、四季ごとに姿を変えるノスタルジックな水路閣など、何度も訪れたくなります。
南禅寺や水路閣周辺はリード着用で犬連れの参拝が許可されているため、土日や観光シーズンにもなると、犬連れで訪れる飼い主さんが大勢います。参道の道幅が広く、高低差も少ないエリアなのでペットカートでもリード着用のお散歩でも安心して回ることができます。

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5.「常寂光寺」

 

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【住所】    京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
【TEL】    075-861-0435

「常寂光寺」は、百人一首で有名な小倉山にある寺院です。境内はたくさんのもみじに覆われており、新緑や紅葉の名所として知られています。境内はさほど広くないものの、もみじの美しさは京都紅葉名所の二大巨頭「東福寺」、「永観堂」にも劣らないくらい見事です。 楓の木が200本以上あって仁王門のあたりは秋になると美しい黄色のトンネルのようになり、ちょっぴりメルヘンな景色になります。また、常寂光寺の仁王門の横には大きな枝垂れ桜があり、ひっそりと花見が楽しめる穴場でもあります。
わんちゃんはゲージに入れるか、抱っこすれば一緒に参拝可能です。新緑の季節は比較的空いていて、静かな山のなかで瑞々しい春の息吹を堪能できます。

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6.「平等院」

 

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【住所】    京都府宇治市宇治蓮華116
【TEL】    0774-21-2861

世界遺産である「平等院」は永承7年(1052年)に、京都府南部にある宇治市に創建された寺院です。十円硬貨表面の図柄として描かれている「鳳凰堂(阿弥陀堂)」がとても有名です。世界遺産であるにもかかわらず、境内を愛犬と一緒に歩いて参拝ができるとても貴重な寺院です。境内庭園に限り、リードを必ず装着し飼い主様の手の届く範囲にすること、他の拝観者の方の迷惑にならないよう配慮することなどの条件下でペットを連れての拝観を許可されています。また、犬連れでの拝観は庭園に限られ、ミュージアム鳳翔館、鳳凰堂内部、茶房藤花への入場は禁止されています。
平安時代に全盛を誇った藤原頼通によって極楽浄土を再現したといわれる「平等院」の境内にはおよそ200本のイロハモミジが植えられており、例年11月中旬から12月上旬にかけて順に色付きます。阿字池に映り込む鳳凰堂と紅葉を同時に楽しめ、1000年近い歴史を経てなお美しさが色褪せることはありません。

京都犬と行ける寺・神社
7.「平安神宮」

【住所】    京都市左京区岡崎西天王町97
【TEL】    075-761-0221

平安遷都1100年を記念し、明治28(1895)年に創建された「平安神宮」。明治維新の混乱の中、京都市中が焼け野原になった「禁門の変」ですが、その復興もできないまま政治の中心が東京に移り、京都の町は衰退していきます。そこから元の京都を取り戻そうと官民一体、京都市民が一丸となって様々な事業を行いました。その集大成として平安神宮が創建され、京都総鎮守のお社として親しまれています。象徴の大鳥居は幅18m、高24m、道路を跨ぎそびえ立っています。今では、平安神宮と言えば、境内一面を美しく彩る朱色の柱と緑の屋根のコントラストが印象的。晴れた日に訪れれば、青空や白い雲も加わった色鮮やかな景色を堪能できます。
平安神宮境内を愛犬連れで参拝するには、抱っこするかキャリーケースやバッグ等に入れる必要があります。地面に足を付けることは禁止されています。また、境内の一部には犬の入場を禁止している場所もあります。そして、平安神宮ではなんと、「愛護守」というペット用のお守りを授与しています。肉球マークが描かれていてとても可愛らしいと、愛犬家の方々に人気を集めています。

京都犬と行ける寺・神社
8.「八坂神社」

 

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【住所】    京都府京都市東山区祇園町北側625
【TEL】    075-561-6155

平安京遷都(794年)以前より鎮座する古社「八坂神社」。素戔嗚尊(すさのをのみこと)を主祭神とし、全国にある八坂神社や素戔嗚尊を祭神とする神社3000余社の総本社です。
祇園さんとの愛称で親しまれていて、華やかな京都のメインストリートである四条通に面しながらも、豊かな自然を今に残しています。5月の祇園祭の祠元として、また厄払い・縁結び・美容祈願などのご利益があることでも有名な神社になります。八坂神社では国宝の本殿のほか、境内、境外の29棟の建造物が重要文化財に指定。建築様式の歴史的価値が高いとされているので必見です。
八坂神社は地面を歩かせなければ愛犬連れの入場が許されており、境内のお参りはもちろんのこと、奥にある憩いの場の”円山公園”のお散歩も必須コースです。

京都犬と行ける寺・神社
9.「北野天満宮」

 

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【住所】    京都府京都市上京区馬喰町 北野天満宮社務所
【TEL】    075-461-0005

菅原道真をお祀りする北野天満宮は、通称「北野の天神さん」とも呼ばれ、古くから学問の神様として信仰されてきた神社です。京都市の北西に位置し、天神信仰の発祥の地であり全国約1万2000社の天満宮、天神社の総本社でもあります。境内には天神様の使いとして親しまれている「牛の像」があり、気になる箇所をなでると体が良くなるといわれています。また本殿の奥には「牛舎(ぎゅうしゃ)」があり、祀られている「一願成就のお牛さん」をなでると、ひとつだけ願いが叶うと言われいます。
北野天満宮境内では、愛犬は抱っこするかキャリーケースやバッグ等に入れることが必要で、地面に足を付けることは禁止されています。
梅の名所としても有名な「北野天満宮」。境内には約300本のもみじが植えられた「史跡 御土居のもみじ苑」、50種類の梅の木が約1,500本植えられた「梅苑」を併設しており、花の時期には約2万坪の境内一円で紅白の梅が咲き競います。早咲きの梅は例年12月中旬頃からつぼみがふくらみ始め、正月明けから開花。徐々に咲き繋ぎ、3月末頃まで長く楽しむことができます。

京都犬と行ける寺・神社
10.「水火天満宮」

 

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【住所】    京都府京都市上京区堀川通上御霊前上ル扇町722-10
【TEL】    075-451-5057

京都市上京区にある、日本最初の天満宮である「水火天満宮」。醍醐天皇の勅願によって延長元年(923)に尊意僧正によって建立されました。祭神は、平安時代の貴族・歌人であり、学問の神様として有名菅原道真。水難火除けのご利益があり、境内には玉子石と呼ばれる安産祈願の石や、眼病に効くとされる「金龍水」などがあります。地元の人には「水火の天神さん」と親しまれています。また、一般的な学業成就や、合格祈願の参拝も多いそう。
「水火天満宮」は、犬と一緒に参拝出来るだけでなく、拝殿前でワンコの健康祈願ができます。愛犬の足型を色紙にペタっと押してご祈祷をしていただけるんです。祈祷代は色紙代を合わせて1000円。愛犬家にはとてもありがたい神社です。
春を迎えると、紅しだれ桜が境内を包み込むように咲き誇る光景が美しい神社でもあります。夜にはライトアップされ隠れた桜スポットとなっています。

終わりに

犬と共に旅行するという経験は、私たちの視点を広げ、日常の旅を一層特別なものに変えることができます。それはただの散歩以上のもので、二人の絆を深めるための共有の時間と空間です。京都の寺院や神社での犬との旅は、自然、歴史、文化と親しむ最高の機会を提供します。

私たちがご紹介した寺院や神社は、一緒に旅行する愛犬との時間をより豊かで有意義なものにするための選択肢の一つです。しかし、ご自身で京都を探索して、新たな犬と行けるスポットを見つけてみることもお勧めします。そこにはきっと新たな発見や驚きが待っているはずです。

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