犬を飼いたいと検討しているけど、どの犬種に絞れば良いのか悩んでいるあなた。イタリアングレーハウンドはいかがでしょうか。イタリアングレーハウンドは愛情深く、頭も切れ、運動神経抜群なハウンドドックです。今回は、イタリアングレーハウンドが一体どんな犬なのか、性格や特徴などをご紹介します。
イタリアングレーハウンドの犬種情報
- イタリアングレーハウンドの愛称：イタグレ
- イタリアングレーハウンドの原産国：イタリア
- イタリアングレーハウンドの寿命：12〜15年
- イタリアングレーハウンドの体高：32～35 cm
- イタリアングレーハウンドの体重：約3.5〜5 kg
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イタリアングレーハウンドの毛色：黒、 フォーン、 チョコレート、 ブルー、 レッド・フォーン、 ブルーフォーン、 スレート・グレー、 レッド、 タン、 セーブル、 イエロー、 グレー
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イタリアングレーハウンドの性格：繊細、臆病、愛情深い、 聡明、 いたずら好き、 機敏、 穏やか、 身体能力が高い、優しい
イタリアングレーハウンドの歴史
イタリアングレーハウンドの歴史は何世紀にも渡って存在し、その祖先はグレーハウンドであるとの説が有力です。ただし、いつから存在していたのかははっきりわかっていませんが、この犬種のものとされる２０００年以上前の証拠の品が見つかっています。いずれにせよ、イタリアングレーハウンドかなり昔から人間に寄り添いながら暮らしてきた犬種なのです。
イタリアングレーハウンドは、第二次世界大戦後、イギリスで小さく改良しようと数々の近親交配を行っていき、虚弱な体質となっていきました。その結果、イタリアングレーハウンドの犬種の数が激減して、最終的には絶滅してしまったのではないかとまで言われていました。ところが、1800年代にアメリカにイタリアングレーハウンドが持ち込まれていたため、絶滅を逃れることが出来ました。そこからまたイタリアングレーハウンドはヨーロッパへと広がっていき、再びこの犬種の人気は徐々に上昇していきました。
イタリアングレーハウンドの特徴
イタリアングレーハウンドの体高は32～35㎝、体重は約5㎏程度の小型犬です。イタリアングレーハウンドの体格は細身で小柄です。イタリアングレーハウンドはつぶらな瞳で、マズルは先細りで長く、まっすぐに伸びた手足と美しい曲線を描かれている腰周りが魅力的です。イタリアングレーハウンドは密生した短い毛が特徴的で、その肌触りはとても滑らかです。
イタリアングレーハウンドは光沢のある短く滑らかな被毛を持ち、抜け毛は少なく、体臭もほとんどありません。そのためイタリアングレーハウンドのお手入れはとても簡単です。イタリアングレーハウンドはスレンダーな体型と、毛も短いこともあり、とても寒さに弱い犬種です。また、グレーハウンドの気質もあるためか、とても速く走ることが出来ます。
イタリアングレーハウンドの性格
イタリアングレーハウンドは神経質で、繊細で臆病な部分もありますが、決してきつい性格ではなくとても温和な性格です。イタリアングレーハウンドは昔から人々と一緒に生活してきたこともあり、人に対してとても優しい犬種です。やや内気なところもありますが、攻撃的になることはほぼありません。そのため、イタリアングレーハウンドは小さなお子さんがいる家庭でも飼いやすいでしょう。
他にも、イタリアングレーハウンドはジャンプをしたり走り回って遊ぶことが大好きな犬種です。とてもやんちゃな一面がある一方で、さみしがり屋な面もあります。そのため、イタリアングレーハウンドとは、しっかりと散歩する時間を持ちましょう。
イタリアングレーハウンドの気をつけたい病気
イタリアングレーハウンドはとても細身で、一見弱そうに見えますが、かなり丈夫で病気になりにくいです。そんなグレーハウンドですが、その中で注意しなければいけない病気をいくつか紹介します。
イタリアングレーハウンドの気をつけたい病気：①カラーダイリューション脱毛
カラーダイリューション脱毛症とは、ブルーやフォーンと呼ばれる毛色の犬に起こる脱毛症です。体のブルーの毛の部分が薄くなったり毛が抜けてしまう病気です。カラーダイリューション脱毛症は、毛の中のメラニン色素の分布が不均衡になることで、非常にもろくて折れやすい毛になってしまう病気です。この病気の発症には遺伝が関与していると言われています。問題なのは、根本的な治療、完治は難しい点です。その症状に合わせて皮膚の管理を行っていく必要があります。
イタリアングレーハウンドの気をつけたい病気：②犬膝蓋骨脱臼
膝蓋骨とは後ろ足の膝のお皿のことで、この部分が正しい位置からずれてしまうという病気です。小型犬に多い病気とされていますが、イタリアングレーハウンドは細身であり、膝蓋骨脱臼になりやすいと言われています。これは、遺伝的なものもあれば、事故など外部からの刺激によって起こることもあります。
イタリアングレーハウンドの気をつけたい病気：③骨折
イタリアングレーハウンドが病院に行く理由として、最も多いケースが骨折です。走るのが大好きなイタリアングレーハウンドですが、高いところからジャンプしたり、何かに衝突するなどの衝撃によって簡単に骨折してしまいがちなのです。飼い主さんは、イタリアングレーハウンドに危険な行動をとらないように注意して管理しましょう。
イタリアングレーハウンドを飼う際に気を付けてほしいこと
イタリアングレーハウンドは細長い首を持っています。イタリアングレーハウンドは首輪をつけていると勢いよく走りだし、急ブレーキをかけた時に骨折してしまったという恐れもあるため、首輪ではなくハーネスにした方が良いでしょう。
とても走るのが速く、遊ぶことが大好きなイタリアングレーハウンドは、呼びとめてもそのまま動くものを無我夢中に追いかけてしまう傾向があります。道路などに面していない安全な場所では離して遊ばせても大丈夫かもしれませんが、危険な場所が近くにある際は、決してハーネスを外して遊ばせないようにしましょう。
運動能力がとても高いイタリアングレーハウンドは、毎日しっかりと運動することが必要です。天気の良い日などには、自由に運動させてあげましょう。もしくは、一日約2㎞程度散歩させてあげましょう。
イタリアングレーハウンドの骨はとても細いのですが、運動が大好きなため、高いところから飛び降りたり、何かにぶつかったりして骨折する可能性がありますので、遊んでいる際はとりわけ注意して見守ってあげましょう。
そしてイタリアングレーハウンドの毛は短く、とても細い体型ですので、冬の寒さには弱いです。そのため、イタリアングレーハウンドの洋服を着せてあげましょう。逆にイタリアングレーハウンドは夏の暑さには強い犬種です。夏は冷房で冷えすぎないように注意しましょう。
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イタリアングレーハウンドの価格
イタリアングレーハウンドの子犬の価格帯は、20万円前後です。チャンピオン犬の血筋だったりするともっと高くなるかもしれません。価格の差というものは。血筋、オスメスの違い、模様の入り方と毛質によって 値段が違ってきます。
イタリアングレーハウンドの購入方法
イタリアングレーハウンドをどこで購入方法は、大きく三つに分けられるかと思います。ペットショップ、ブリーダー、里親として迎えるが主要な選択肢として挙げられるかと思います。
- ペットショップでイタリアングレーハウンドを購入するメリットは、身近にあり気軽に見に行くことができます。そして多くの店舗にて、子犬を直接見て比較が出来るので検討しやすくなります。ペットショップの店舗を見て回る際には、、子犬の比較だけではなく店舗の比較もしてみましょう。ペットショップの環境や、犬の過ごしている様子なども見てみると購入先の良し悪しがわかってくるかと思います。
- ブリーダーさんから購入する際のコツは、イタリアングレーハウンドを長年ブリーダーとして育てているなどの経験から絞り込み判断すると良いでしょう。
- 里親制度を利用するのも一つの方法です。里親制度は保護された犬や猫に新しい飼育舎を見つけるための制度です。里親になることは年齢などの観点から時にはとても勇気がいることかもしれません。犬と飼い主さんが相互にハッピーになるまで妥協することなく理想のイタリアングレーハウンドを探すと良いでしょう。里親募集の情報はインターネットで見ることが出来ます。一度ホームページを覗いてみてはいかがでしょうか？
イタリアングレーハウンドのまとめ
いかがでしたか？イタリアングレーハウンドはとても繊細な面と穏やかな性格を持っています。イタリアングレーハウンドの性格とは裏腹に、走ったり運動することが得意なギャップを持った犬種です。イタリアングレーハウンドの性格はとても優しいので、新たな家族として迎え入れるなら大変魅力的な犬種だと思います。
