あなたの家の柴犬は室内で飼っていますか、それとも室外で飼っていますか?最近では柴犬を室内で飼う人も増えてきていますよね。その背景には住宅事情があるのでしょうが、柴犬は外で飼われている方がまだ主流のようです。日本の風土に合った柴犬は屋外でも過ごすことができる万能な犬種なのです。
今回は柴犬を外で飼う場合に快適に過ごせるものなどをご紹介していきます。
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柴犬を外飼いする時に必要なもの
柴犬の外飼いに必要なもの:①犬小屋と柵とリード
柴犬の犬小屋だけでは狭いので、できれば犬小屋の周りに柵を作ってその中で自由に歩き回れるようにしておくとよいでしょう。柵は横桟がないものを使い、柵の高さは1mもあればいいでしょう。
柵の根本は穴掘りをされないように煉瓦などを敷き詰めておくといいですよ。
そしてその柵で囲まれた中に犬小屋を置いてみましょう。
犬小屋の大きさは柴犬の体の3倍ほどもあれば十分です。高さは柴犬が立ってみて頭が当たらない程度の高さがあればいいでしょう。あまり高いと落ち着かなくなってしまいます。
柴犬の外飼いに必要なもの:②えさや水いれのボウルなど
外にいるとどうしても喉が渇くので、水を入れるボウルはやや大き目のものを選んであげましょう。
また柴犬は中型犬の中でもさほど大きい方ではありませんので、えさを入れるボウルはそこまで大きくなくてもいいかもしれません。浅くて広めの食器を選びましょう。外飼いの場合は、ステンレスがおすすめです。
陶器の食器は割れて危ないですし、プラスティックも劣化したり噛んだりして遊び道具になりかねません。またえさを入れるボウルは食後すぐに下げましょう。外においていると食器はすぐに汚れてしまいます。柴犬のためにも、毎回洗って食器を清潔に保ってくださいね。
柴犬の外飼いに必要なもの:③首輪とマイクロチップ
リードでつないでいたり、柵で囲っていたりしても、柴犬はその柵から飛び出して行ったりしてしまうことがあります。できるなら室内で飼われている柴犬も外飼いの犬も首輪とマイクロチップを装着しましょう。首輪には飼い主の連絡先も記入し、マイクロチップを埋め込んでおけば、万が一迷子になっても見つかる可能性が高くなります。
柴犬を屋外で飼う際に快適に過ごせるために必要なものとは
人間の暑さ寒さの感覚と柴犬も同じように感じます。人間が暑いと思えば暑さ対策を、寒いなと思えば寒さ対策をしてあげましょう。
例えば、夏場には、いくら柴犬が暑さに強いからと言って、暑い日の直射日光にあたるのは体によくないので、犬小屋は日陰で風通しのよい場所に設置し、またアスファルトではなく土や芝生の上に置くようにしましょう。また西日が当たらないように「よしず」や「すだれ」などを上手に利用して暑さをしのぎましょう。
アイスノンの代わりにペットボトルに水を入れたものをこらせて、犬小屋の中に入れておいてもいいですね。あまりにも暑い時は、玄関先に避難させてもいいでしょう。
冬場ですが、全身に毛が生えているのでさほどの寒さ対策はいらないものと思われますが、お腹には毛がすくないので、犬小屋に毛布やブランケットなどを入れてあげると温かくなります。寝床に段ボールなどを敷き、その上に毛布を敷くなどしてあげてもいいでしょう。冷え込む夜などは玄関などに移してあげてもいいでしょう。寒すぎると下痢をしてしたり体調を壊したりしてしまうので、防寒対策はしっかりとしましょう。
柴犬と散歩には必ず行こう
柴犬はとてもきれい好きなため、柴犬のテリトリ―ではおしっこなどはしません。そのため、外飼いをしている場合でも最低一日2回は散歩に連れていきましょう。
どうしても自宅でおしっこをさせたい場合には、トイレシーツなどにきちんとトイレのしつけをしましょう。
また散歩の目的はトイレだけではなく、犬に様々な経験をしてもらうためでもあります。柴犬が風を感じたり、お日様の温かさを感じたり、そして大好きな飼い主との大事な時間なのです。できるだけ散歩に連れ出し、愛犬と触れ合ってください。
柴犬に水はいつでも飲めるようにしておこう
外飼いでも室内飼いでも、水はいつでも飲めるようにしておいてください。夏になると水が腐りやすくなるため、水を入れる容器は毎回洗いましょう。また水を入れる容器は大き目のものを用意し、日陰に置くようにして、時間を決めて水を取り換えるようにしましょう。
柴犬に毎日ブラッシングをしましょう
柴犬は毛が密集しているために、夏場は被毛に非常に熱がこもりやすくなります。柴犬に毎日ブラッシングをして風通しを良くし、清潔を保つようにしましょう。
また冬も下毛が絡まりやすくなるので、ブラッシングが必要になります。ブラッシングをすることで血の巡りも良くして、毛の根元に空気の層ができて保温効果がアップします。
柴犬の外飼いのまとめ
柴犬を外飼いするには、夏には暑さへの対処法、冬には寒さへの対処法が必要とされます。外飼いされている分、飼い主から目が届かない部分もあるかと思いますが、できるだけ外飼いされている柴犬の置かれている状況を見て、きちんと対処してあげてください。
柴犬の外飼いは、毛なども部屋の中に舞わずに済むというメリットもあります。柴犬の健康に気を配りつつ、是非柴犬の外飼いの醍醐味を味わって見られたらいかがでしょうか。