日本全国にはたくさんの猫島があるのを知っていますか。雑誌やテレビなどのメディアにも取り上げられたりしているので、知っている方も多いかと思いますが、全国には多くの猫島が存在するのです。その中でも、今回は、国内における評判の猫島をまとめてご紹介したいと思います。
猫島のまとめ①:青島(愛媛県)
青島は、長浜港の沖合いから10キロほどにある有人島です。青島には自動車や自転車は、一台も存在しないようです。また、宿泊施設、食堂、商店、自動販売機もないため訪問する際には注意が必要です。船の店員などの問題もあるものの、日帰りでの利用が可能になっています。
青島の面白いのは、住んでいる村人よりも多くの猫が住んでいるところです。また、青島内の猫たちがブログやツイッター、インスタグラムなどSNSで拡散したことにより猫好きの多くの人が青島に訪れているそうです。ツイッターやインスタなどで検索してみるとかわいいニャンコが多数出てきます。
青島の猫たちの日常
猫の島の日常が分かる動画です。
猫島・青島へのアクセス方法
長浜港の青島乗船場との間に青島海運が旅客船を午前・午後各1往復、計2往復運航しています。長浜港は伊予長浜駅より徒歩約2分程度の距離です。長浜港から青島港間は片道で35分程度かかります。天候不順による欠航も多いようなので、あらかじめチェックしたほうがいいです。運賃は大人1人片道680円(子供半額)です。
下記サイトでは青島の猫、天候による欠航などかなり親切に紹介されているので参考にすると良いでしょう。
参考サイト:https://ameblo.jp/catsisland/
猫島のまとめ②:相島(福岡県)
相島は、玄界灘に浮かぶ福岡県糟屋郡新宮町の島です。相島は新宮海岸から約8kmほど離れた所に位置しています。相島の所在地は、福岡県糟屋郡新宮町にあります。相島の面積は、1.25k㎡ほどで小さな島です。海外のメディアにも紹介されたため国内だけにとどまらず世界的にも知られた島とも言えます。小さな相島の中に約500人の村人が住んでいます。村人の多くが、漁業を行っています。相島は、釣り場としても有名な一面があります。
相島の猫たちの日常
相島の島の日常がわかりやすく説明されています。
猫島・相島へのアクセス
相島へのアクセスは、フェリーで20分ほどの距離でいけます。福岡空港から電車とバスを利用して1時間程度の距離感です。新宮町本土側の新宮漁港と相島漁港を結ぶ町営渡船が運航されています。相島の船の運行時期は、夏季(4月1日から9月30日まで)は1日6便、冬季(10月1日から3月31日まで)は1日5便あります。相島への船の運賃は、460円です。
猫島のまとめ③:深島(大分県)
深島の所在地は、大分県佐伯市蒲江大字蒲江浦にある、蒲江港から約9kmの島です。深島は大分の最南端に存在する島です。深島の面積は、1.1k㎡ほどで小さな島です。深島は島民約20名に対して猫が約100匹も住む猫の支配する街です。深島は、サンゴ礁が発達していたり、島の沿岸部2箇所が海中公園に指定されているなど美しい島です。そのため、釣りやダイビングのために深島に訪れる観光客がいる一方で、猫島としても近年注目を集めています。
深島の猫たちの日常
猫の島だということが明瞭にわかりますね。猫が穏やかに生活していて羨ましいですね。
猫島・深島へのアクセス
深島への船の運賃は、大人710円(子供360円)です。往復ですと、1350円(子供690円)となります。深島への乗船時間は約30分ほどです。
深島へのアクセスは、下記を参考にしてください。
蒲江出発 →屋形島→深 島
07:30 → 07:40 → 07:58
12:00 → 12:10 → 12:28
16:00 → 16:10 → 16:28
深島出発 → 屋形島 → 蒲 江
08:02 → 08:20 → 08:30
12:32 → 12:50 → 13:00
16:32 → 16:50 → 17:00
猫島のまとめ④:田代島(宮城県)
田代島(たしろじま)は、宮城県石巻市に属す島です。石巻から15キロ離れた場所に位置する島です。田代町は猫を神様としてまつる、世界的にも稀な猫の島といえます。田代町のすごいところは、犬を住ませてはならないというルールが存在します。村の方や偉い方に聞いても、なぜ、そしていつごろそのルールが確立されたのかベールに包まれています。猫を嫌う犬なんていなくてもいいという決定が過去において誰かが下したとも言われています。そうした名残が現代にも残され、独自の猫島として世界感が作られたのです。
関連記事:宮城県田代島|猫の島が日本にもあるの知っていますか?
田代島の猫たちの日常
田代島に入ってすぐに猫に取り囲まれるとは、猫好きには天国のような島ですね。
猫島・田代島へのアクセス
島までのアクセスは、下記がおすすめです。
電車の場合
- 仙台駅からJR仙台戦で石巻で下車する。船着場まで宮城交通門脇2丁目下車・徒歩5分
車の場合
- 三陸自動車道・石巻港ICから船着場まで15分(駐車場あり)
- 石巻港から網地島ラインで約1時間
猫島⑤:佐柳島(香川県)
佐柳島は、飛び猫の島とも呼ばれています。佐柳島の所在地は、香川県仲多度郡多度津町にある島です。佐柳島の面積は、約1.8k㎡ほどで小さな島です。佐柳島は島民約80名に対して猫が約200匹以上も住む猫の支配する島です。佐柳島が猫島として注目されたのは、写真家の岩合光昭さんが、「NHKBSプレミアムの世界ネコ歩き」で撮影されたことが大きく影響しています。
佐柳島の猫たちの日常
独自の島の地形から飛び猫の島とも呼ばれています。佐柳島では、日当たりの良い防波堤の上を自由自在に飛び回る猫の姿が頻繁に見られます。この飛び回る猫の姿を見るために、多くの観光客が足を運んでいます。
猫の島・佐柳島のへのアクセス
佐柳島へのアクセスは、多度津港から佐柳島まで、三洋汽船のフェリーで1時間ぐらいです。深島への船の運賃は、片道780円です。
猫の島のまとめ⑥:沖島(滋賀県)
沖島は、琵琶湖のなかにあり、周囲約6.8キロ、沖合約1.5 kmに浮かぶかなり珍しい小島です。日本で淡水湖に浮かぶ有人島としても有名です。沖島の人口は約300人ほどで、その半分以上が漁業をしています。そのような餌が豊富にある環境から、たくさんの猫が繁殖したのだと言われています。泊まるところや食事場所もあるので観光には最適な場所だと言えます。ちなみに、この小さな島には車が一台もないようです。
沖島の猫たちの日常
沖島の猫たちの日常がよくわかる映像です。島からもアクセスしやすく、宿泊可能なので、旅行にも最適ですね!
猫島・沖島へのアクセス
JR琵琶湖線近江八幡駅・北口を下車します。タクシーあるいはバスで沖島通船へ向かいます。バスの場合は、江鉄道バス 近江八幡駅北口より「長命寺経由・休暇村行き」乗車してください。沖島通船では、堀切港から沖島漁港へと向かいます。船のアクセスは、頻繁に出ているので他の猫島よりも安心して滞在できます。沖島通船で沖島までの運賃は、片道500円です。
猫島・終わりに
いかがでしたか。全国には猫島が複数存在しているのです。各県に滞在した時に余った時間で猫に会いに行くのも一つの手段かと思います。次の旅行は、猫島にてたくさんの猫を堪能するのはいかがでしょうか。