猫はなぜにゃーにゃーと鳴くのだと思いますか?猫は何を伝えたいとき、あるいは何かを見つけた時、など様々なシチュエーションで猫は猫語を発します。今回はそんな猫語の真実に迫りたいと思います。
猫はなぜにゃーにゃーと鳴くのか?
猫はなぜ鳴くのだと思いますか。まだ実際に猫が考えていることは明確にわかってはいませんが、シチュエーションや鳴く声の種類によってある程度は理解できる場合もあります。飼い主さんの場合は、愛猫の言葉を理解しているというケースも多いことでしょう。ただし、ニャーニャーと鳴きたい時に好きなように鳴いているのだと考えられています。
猫種によってにゃーにゃーと鳴かない
おとなしく、あまり鳴かない猫も中には存在します。例えば、ペルシャ猫です。飼い主さんからよく耳にするのが、声を聞くのも年に数回という場合もあります。しかし、この顔から発する甘い鳴き声を聞いて、飼い主さんをイチコロにしてしまうこともしばしば。
猫の鳴き声と飼い主さんの気持ち
猫の鳴き声に救われる夜もありますよね。よく鳴く猫、鳴かない猫、どちらが好みでしょうか。猫の中には、ミャーミャーとうるさいのも困るけれど、まったく声を聞かないのもさみしいものです。飼い主さんの呼びかけに鳴き声で応えてくれる猫でも、意思の疎通ができているような気がして、飼い主としてはまんざらでもない気分になるものです。普段鳴かない静かな猫でも、こちらがつらくて泣きたい気分のときに、ミャー(どうしたの?) とひと声、顔を見上げて鳴いてくれたりしたら、「おまえを一生離ない」という気持ちになるでしょう。
猫の鳴き声「にゃーにゃー」は詩にもなっている!?
中原中也氏の詩にも、霧の降る夜更けの街で一人、ネコの細い鳴き声を耳にして、「なんだか私の生きているということもま んざら無意味ではなさそうに思える」と曇った秋。鳴き声に呼ばれてネコを拾い、希望を取り戻す一編があります。「思わぬ縁が生まれることもあります。 このように猫の鳴き声には、人の魂にひびく不思議な力が潜んでいる部分があるのではないでいでしょうか。
猫の鳴き声には、無声鳴きとかかか鳴きがある
アメリカの作家ポール・ギャリコは、ネコにまるで関心がなかった人がネコにやられてしまう(惚れてしまう)きっかけの一つを説明しています。それは、「無声鳴き (silent meow)」 を上げています。すなわち、子ネコがたまにやる 「にゃぁー」と鳴く口の形をしながら声を出さずに鳴く鳴き方です。いい大人が猫の可愛さにやられてしまうことを、作家の向田邦子氏は、「感電」と表現したりもしました。猫には、声も出さない鳴き方一つで人を「感電」させる魔力があるという意味です。
猫の鳴き声:かかと鳴き
こちらは感電しそうもない鳴き方に「カカカ鳴き」があります。これは窓の外にスズメなどを見つけて、襲いかかりたいのにできないといったシチュエーションに鳴きます。猫は興奮が高まってアドレナリンが全開になったような動きをしながら、半開きの口から「カカカ」とか「ケケケ」という声が出るのです。初めて目撃すると不気味かもしれませんが、夢中になってい るのでしばらくそっとしておくと良いでしょう。
にゃにゃっ、ふにゃーん、ミュウミュ、にゃあご、ミャオーンなどさまざまな鳴き声はネコ語で何かを語っているようにも聞こえます。しかし、きっと、ネコの本当の気持ちを理解できるのは、感電したままずっと愛情を注ぎつづけた飼い主さんだけなのです。
猫の鳴き声の表情のまとめ
猫の鳴き声の動画や画像をまとめてみました。猫の鳴き声の表情を見ながら何を考えているのか察して見てくださいね!
猫の鳴き声の表情①: サイレントミャウ(にゃーにゃー)
こんな表情で声おw出さずに鳴かれたら、飼い主さんもイチコロですね。
猫の鳴き声の表情②:機嫌悪い!?
猫の鳴き声の表情③:不機嫌なニャーニャー
猫の鳴き声の表情④:好奇心旺盛なニャー
終わりに
いかがでしたか。猫語を理解するのは困難な部分もありますが、猫の身振りや手振りを観察していると猫の気持ちが少しづつ見えてくるかもしれません。猫を知るのは決して簡単なことではありません。なぜなら、猫の行動は教科書のように定義が決まっていないことが多いからです。その神秘性に猫の魅力があるのです。
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