猫がペロンと舌を出して寝ているのを見たことってありませんか。猫は舌をペロンと出したまま眠るのは、猫なりの心理が隠れています。今回は、「猫はなぜ舌を出すのか?ねこの舌出しの気持ち」をご紹介します。
なぜ猫は舌を出したたまま眠るのか?
舌をペロンと出したまま眠る猫の姿を見たことがある飼い主さんは多いのではないでしょうか。そもそも、なぜ猫は舌を出し眠るのでしょうか。猫の舌を出す姿は「しまい忘れてるよ!」とつぶやいてしまうほど、かわいいですよね。では、猫がなぜ舌を出すのかという理由ですが、いくつかの理由が挙げられます。
猫が舌を出す理由①:猫は安心している
猫の舌を出す理由として、猫が安心リラックスしているからだと考えられます。猫は単純にしまい忘れるほど、猫にとって警戒心が生まれないほど飼い主さんに懐いて安心しているのです。だから猫は緊張せずに、舌の筋肉が緩んでいるのだと考えられます。
猫が舌を出す理由②:猫は毛づくろいに疲れてしまった
猫は毛づくろいに疲れていることが考えられます。猫は一日の半分以上を毛づくろいに費しているといわれ、全身をきれいにした結果、猫の舌の筋肉が疲れて、ダランとしてしまうこともあります。
猫が舌を出す理由③:猫によって顎が小さい
猫の種類によっては、もともとアゴが小さい猫もいて、力を抜くと自然に舌がぺろっと出てしまう場合も考えられます。猫の前歯はその両側にある発達して尖った犬歯より短いので、口を閉じても隙間ができます。猫の舌は非常に長く、柔軟な動きができるようになっているので、飛び出してしまうというわけです。
猫が舌を出す理由④:猫の種類によって性質の影響を受ける
猫はペルシャ、チンチラ、ヒマラヤンなど鼻の高さがない猫たちのほうが、猫は舌をぺろっと出してしまうケースが多いです。
猫が舌を出す理由⑤:猫の病気の疑い
猫が1日中舌を出しっ放しで猫の食欲がないことがあります。その場合は、歯周病、歯槽膿漏になってしまっているリスクが考えられます。その場合は、かかりつけの動物に行き、獣医師の先生に相談しましょう。
もし、舌を出していて食欲旺盛だよということであれば、舌を出していても問題ないです。
実際の猫の舌出しを画像や動画のまとめ
猫の舌を出す事例①:飼い主さんと愛猫
飼い主さんの前で安心しきっているのかネコは舌を出しちゃっていますね。
猫の舌を出す事例②:猫の舌の出し忘れのケース
猫が起きている時にもかかわらず、猫が舌をしまい忘れている状況です。
猫の舌を出す事例③:黒猫の舌の出し忘れのケース
半起きの黒猫の舌の出し忘れのケースです。
猫の舌を出す事例④:ベンガル猫の舌の出し忘れ
モデルのような美しいベンガル子猫の舌の出し忘れです。
猫の舌を出す事例⑤:下から覗く猫の舌の出し忘れ
角度を変えて猫の舌の出し忘れが確認できます。この角度も可愛すぎますね!
猫の舌を出すのまとめ
いかがでしたか。猫は舌を無邪気にペロンと出したまま眠っていますが、これはいくつかの理由があるのです。いくつか理由は説明しましたが、ほとんどの場合飼い主さんへの安心感から舌を出しているのです。もし猫が舌をぺろっと出したら、何を考えているかわかりにくい猫ですが、愛猫と飼い主さんとのコミュニケーションはかなりうまくっているものだと自信を持ってもいいのではないかと思います。