この写真を見て、ウエストハイランドホワイトテリアだとわかりましたか?セレブにも愛されているウエストハイランドホワイトテリアですが、名前を聞いても意外にピンとこない人も多いかもしれません。ウエストハイランドホワイトテリアは、原産地はスコットランドで著名人にも愛されている犬種です。今回は「ウエストハイランドホワイトテリアの特徴、性格や価格帯」などの魅力を詳しくご紹介できればと思います。
ウエストハイランドホワイトテリアの性格と特徴
- ウエストハイランドホワイトテリアの体重:オス 約6.8–9.1 kg メス 約6–7キロ
- ウエストハイランドホワイトテリアの体高 :オス 約36–41 cm
- ウエストハイランドホワイトテリアの原産地:スコットランド
- ウエストハイランドホワイトテリアの通称:ウエスティ
- ウエストハイランドホワイトテリアの毛色:白
- ウエストハイランドホワイトテリアの出産数:3–5頭
- ウエストハイランドホワイトテリアの寿命:12–16年
まずは、ウエストハイランドホワイトテリアの性格や特徴を中心にご紹介したいと思います。
ウエストハイランドホワイトテリアの性格
ウエストハイランドホワイトテリアは、ウエスティと呼ばれ、スコットランド発祥のテリアで、活発さと甘えん坊の2面性を持った犬です。ウエストハイランドホワイトテリアはテリアとしての血筋もあり、リーダーにとても忠実ですが、しつけがとても大事な犬種です。
ウエストハイランドホワイトテリアは子供と遊ぶのはちょっと苦手で、どちらかと言えば容姿とはかけ離れていますが番犬に向いているようです。意外ですよね。
ウエストハイランドホワイトテリアは好奇心旺盛な犬ですので、コミュニケーションをとってあげてしつけをきちんとすると関係性も出来上がりとてもいいパートナーになってくれるようです。
ウエストハイランドホワイトテリアの特徴
ウエストハイランドテリアはその真っ白なふさふさした毛が特徴です。ウエストハイランドホワイトテリアは、寒い地方の犬種なので、ダブルコートで手入れをきちんとしなければなりません。白い毛なので涙やけなどの毛の変色は目立ちますし、定期的にブラッシングと被毛、皮膚のチェックもしましょう。
ウエストハイランドホワイトテリアは意外にも狩猟本能もありますし、良いことと悪いことをしっかりと区別して、メリハリのあるしつけをすることが大切です。ウエストハイランドホワイトテリアは、適度な運動としつけをきちんと行なってください。
ウエストハイランドホワイトテリアの飼育環境の注意点
ウエストハイランドホワイトテリアの室内環境
ウエストハイランドホワイトテリアは元がスコットランド原産なので暑さには弱いです。夏場はダブルコートのため毛の中に熱がこもるので、熱中症に気をつけなければなりません。室温を23~25度に設定し、冷却マットなどを利用して涼める場所を作っておきましょう。
一方で、冬は室温は人間と同じで構いませんが、乾燥は被毛の乾燥につながるので、適度な湿度になるようにしてください。
ウエストハイランドホワイトテリアの床環境
ウエストハイランドホワイトテリアは床が滑るとやはり関節を痛める結果となります。ですのでコルクマットや絨毯などを敷いて滑らないようにすることが大事で、そうすることで関節に負担が掛からなくなります。そしてソファに飛び乗ったり飛び降りたりさせないようにしつけをしたり、ステップ台など使うようにしましょう。下記は実用的でおすすめです↓↓↓
ウエストハイランドホワイトテリアの運動
ウエストハイランドホワイトテリアは元狩猟犬だったので、好奇心旺盛で活発な性格です。そのためそれ相応の運動が必要で、毎日の散歩をしっかりとする必要があります。
ウエストハイランドホワイトテリアの散歩は一日2回、30分ずつ行いますが、子犬の頃は運動のしすぎに注意しましょう。夏の暑い時は、熱中症に注意をし、早朝や日が落ちてしまった後にいくようにするとよいでしょう。
ウエストハイランドホワイトテリアは散歩はもとよりボール遊びやコマンドを取り入れたトレーニングなど、好奇心をそそられる刺激のある運動を取り入れて上げると喜びます。
ウエストハイランドホワイトテリアのしつけ
ウエストハイランドホワイトテリアは、利口なのですが頑固な所もあるので、しつけが難しい犬種です。甘やかしていると、ウエストハイランドホワイトテリアは大変な事になってしまいます。また噛み癖や他の犬に対して吠え癖に気をつけましょう。
ウエストハイランドホワイトテリアには、 「座れ、待て、伏せ」を徹底的に教えこみましょう。
ウエストハイランドホワイトテリアが掛かりやすい病気
かかりやすい病気:①異所性尿管
先天的な異常で尿管が膣に接続してしまっていて、常におしっこを垂れ流してしまう病気です。これは手術が必要になります。先天性のものですので、子犬の頃の早期発見が大切になります。トイレのしつけをしながら異常を見つけたら、早めに治療をしましょう。
かかりやすい病気:②レッグペルテス
股関節を形成している大腿骨頭が壊死してしまう病気で小型犬に多く、遺伝が関係していると言われています。子犬の頃に発症し、遊ばなくなったり、後ろ足を痛がるような仕草をします。手術の場合も多いですし、何か異変に気付いたら獣医師の診察をうけるようにしましょう。適切な治療でまた歩けるようになるので、日頃からの様子をよく観察しておきましょう。
ウエストハイランドホワイトテリア子犬の頃の注意点
ウエストハイランドホワイトテリアは小型犬だけれどもとてもパワフルな犬です。元が狩猟犬なので、部屋の中でも走り回って遊ぶパワフルさを持っています。利口なのでいたずらをしてしまったり、また噛み癖が付いてしまったりということもありますので、きちんとしつけを行なってください。
好奇心旺盛で遊ぶ事も大好きですが、脱臼などをすることもありますので、体を触る習慣を持ち、歩き方がおかしくないかなどをきちんとみておきましょう。
子犬のうちは運動のやりすぎには注意しましょう。
ウエストハイランドホワイトテリアの被毛は毎日の手入れが大事になってきます。皮膚炎にもなりやすいので皮膚のチェックを忘れないようにしましょう。
ウエストハイランドホワイトテリアの老犬の頃の注意点
ウエストハイランドホワイトテリアは、シニア(老犬)になってからは心臓病や関節の痛みなどが出やすいので、定期的に健康診断をうけるとよいでしょう。ウエストハイランドホワイトテリアは、激しい運動は控えるようにして、シャンプーも体調と相談しながら行なってください。
関節の病気になりやすいので、シニア(老犬)になるとさらに注意が必要で少しの段差ですら関節に負担を掛けてしまいます。ヘルニアや骨折の原因になりかねませんので、マットなどを敷くなどの対策をしてあげてください。
お部屋で過ごす時間が多くなるウエストハイランドホワイトテリアのシニア(老犬)のために、ゆっくりと休む場所を用意してあげましょう。特にウエストハイランドホワイトテリアは、心臓病を発症しやすいので適度な室温を心がけましょう。
ウエストハイランドホワイトテリアの子犬の頃に気を付けたい病気とその予兆
子犬の頃:膝蓋骨脱臼
小型犬に多く、ウエストハイランドホワイトテリアもなりやすい犬種です。先天的な形成異常で膝蓋骨がはずれやすくなってしまう病気です。子犬の頃のワクチン接種の際に関節もしっかりと診てもらいましょう。先天的なものも多いのですが、成長途中で関節に負担がかかってしまい発症することもあります。ソファからジャンプしたりさせないようにし、普段の生活に十分注意しましょう。
子犬の頃:アレルギー性皮膚炎
ウエストハイランドホワイトテリアは皮膚炎を起こしやすい犬種です。余分な毛はトリミングする必要があり、その毛をそのままにしておくと炎症が酷くなります。またかきむしることで二次感染を引き起こしてしまいます。そんな時は獣医師に相談しましょう。
ウエストハイランドホワイトテリアの老犬になったら気を付けたい病気とその予兆
老犬の頃:気管虚脱
小型犬に多い病気で、シニア(老犬)になるとさらに酷くなり心臓疾患や気管支炎の咳ですら原因になってしまいます。大きな咳が続くようなら獣医師の診察を受けましょう。また予防のために太らないように気をつけましょう。
老犬の頃:僧帽弁閉鎖不全症
小型犬によく見られる病気で、僧帽弁の変形により、心臓内に血液が逆流する病気で、進行すると呼吸困難や不整脈が出るようになります。発症の際には心雑音が聴かれます。進行を遅らせる薬の服用が必要となり、食事制限、運動制限も必要となります。今まで寄りも疲れやすくなったり呼吸が荒くなったりします。
ウエストハイランドホワイトテリアの価格は?
ウエストハイランドホワイトテリアの価格は、18万~30万円と幅があります。というのも3ヶ月以降の子は安くなる傾向にあり、親がチャンピオン犬だったりするととても高くなります。
また里親募集という方法もあり、保護団体から譲り受ける訳ですが、その際にはワクチン代と避妊去勢費用、医療費の一部負担金程度で済む場合が多いです。ネットでも検索できますので、一度ご覧になってみてくださいね。
ウエストハイランドホワイトテリアの寿命
ウエストハイランドホワイトテリアの寿命は、おおよそ12年~16年と言われています。一概にはいえませんが、大型犬は平均して寿命が短い傾向があり、小型犬は比較的に長生きするようです。
ウエストハイランドホワイトテリアのまとめ
ウエストハイランドホワイトテリアをどれくらい知っていましたか。可愛い見た目とは異なり意外にギャップ萌えするウエストハイランドホワイトテリア。
ウエストハイランドホワイトテリアは飼いやすい小型犬で、短所も長所に変えてしまうほどチャーミングな犬です。古くから愛されてきたウエストハイランドホワイトテリアはきっとあなたのベストパートナーになるでしょう。