犬が家に帰ってくるとおしっこをするなんてことありませんか。犬は嬉しすぎるとおしっこをしてしまうことがあります。これをうれションと呼ぶことがあります。今回は、そんな犬のうれションの実態についてご紹介したいと思います。
犬はなぜ嬉しいとおしっこをするのか?うれションって何?
犬にとってうれしいのは間違いないのですが、犬がおしっこをするのは興奮のしすぎともいえます。そもそも、犬は飼い主に会えると、喜びが爆発するのは理由があります。なぜなら、犬は、家族が会社や学校に行っている間、ずっと我慢して、寝て飼い主さんを待っているからです。そんな待ちくたびれた中、飼い主が帰ってきたら、うれしくて仕方がないのは当然なことなのです。愛犬は、ワンワンほえたり、ぴょんぴょん跳びはねて、飼い主の顔をなめようとしたりします。これは飼い主が帰ってきた喜びを抑えきれないのです。
とりわけ体力があり余っている子犬や若い犬は、激しく歓迎するでしょう。犬は興奮のあまり、子犬が母犬に甘えるようにしていますが、おしっこをしてしまう犬もいます。
愛犬にしてみれば喜びのボディランゲージなのですが、飼い主はやっと帰宅したのに玄関でおしっこをされてしまうと、犬を怒ったりしかりつけてしまうケースもあるでしょう。しかし、犬のうれションを直すために正しいアプローチを覚えさせることが大切です。
犬のうれションを防ぐためには、犬の興奮を静めてあげるアプローチが大切
正しい犬の「うれション」のアプローチは、おしっこをしてしまった犬を怒らないことです。なぜなら、犬にとって服従の行動だからです。犬目線ですとこれ以上の服従を示す行動はないのに、それを拒否されたら、犬はどうしてよいかわからなくなります。正しい対処法とは、出迎えをするときの興奮を抑えるようにしましょう。帰宅時に犬が跳びついてきても、一緒になって騒がず、冷静に応えるとよいでしょう。
ただいまと声をかけたり、ほめたりしてはいけません。犬がかわいそうに感じるかもしれませんが、犬と目をあわさないようにして、淡々と部屋に入っていくことをオススメします。
犬のうれションの対処方法は、興奮しすぎのときには「待て」と注意
犬が静かに対処しても跳びついてくるようなら、「待て」「座れ」と命令をしたり、ひざを前に出してジャンプさせないようにします。飼い主が遊ぶ気がないとわかれば、犬は拍子抜けして、5分ほどたてば興奮が冷め落ち着きます。それを繰り返せば、遊べないのに気づき、帰宅時に大はしゃぎすることはなくなるでしょう。
犬のうれションのまとめ
いかがでしたか。今回は犬のうれションの実態について理由と対処方法をご紹介しました。もし犬がうれションをしていて治らない場合や困っている場合は、対処方法を実践してみてくださいね。