古代犬 バセンジー
バセンジーは喜び方が独特です。そして、バセンジーの鳴き声はとてもユニークです。歴史は古く、古代エジプトの王も可愛がった犬としてバセンジーは有名です。エジプト王朝滅亡後は中央アフリカで猟犬としてバセンジーは利用されてきました。アメリカやイギリスでは、1937年以降に飼われてきました。バセンジーはあまり吠えないところが大きな魅力です。そうした理由から世界中にバセンジー人気が広がりました。嬉しい時にはとても可愛らしい歌声のような鳴き声を出し、バセンジーは多くの人に愛されています。
- 外見:筋肉質ですっきりと引き締まった体型です。体長は体高のほうが長いのが特徴です。真正面を向いている立ち耳と額に刻まれたしわ、くるっと巻き上げた尾が特徴的です。
- 生息地:中央アフリカ
- 初期の役割:猟犬
- 現在の役割:コンパニオンアニマル
- 別の呼び名:コンゴドッグ
- サイズ:体高はオスは43センチ、メスは40センチぐらい。 体重はオスは11キロ、メスは9.5キロぐらい。
古代犬 イビンザ・ハウンド
イビンザ・ハウンドは古代の姿をとどめている頑強な古代犬です。イビンザ・ハウンドの祖先は古代エジプトの獣猟に使われた犬です。ファラオの墓にイビンザ・ハウンドの絵が描かれいることでも有名です。イビンザ・ハウンドの嗅覚と聴覚は鋭く、穴ウサギの猟犬として利用されてきました。イビンザ・ハウンドは厳しい環境で育ってきたため、精神も肉体も勇ましく育ちました。飼い主には従順で愛情深いところがイビンザ・ハウンドの特徴です。ただし、人見知りなところもイビンザ・ハウンドの可愛さでもあります。
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- 外観:被毛によりワイアーヘアード、スムーズヘアード、ロングヘアードの3タイプあります。気分により前後左右に曲がる大きな耳が特徴的です。
- 生息地:スペインのパレアレス諸島
- 初期の役割:視覚・嗅覚・聴覚ハウンド
- 現在の役割:コンパニオンアニマル、獲物の捕獲
- 外観:被毛によりワイアーヘアード、スムーズヘアード、ロングヘアードの3タイプあります。気分により前後左右に曲がる大きな耳が特徴的です。
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- 別の呼び名:バレアリック・ドッグ
- 別の呼び名:バレアリック・ドッグ
- サイズ:体高はオスは約66センチ、メスは約60センチほど。メスは、約19〜25キロほど。
古代犬 メキシカン・ヘアレス・ドッグ
メキシカン・ヘアレス・ドッグは、古くは神の化身として崇められ大切に扱われてきました。はるか昔、メキシコの原住民によって飼われてきました。メキシカン・ヘアレス・ドッグは地の神の化身として大切に崇められてきました。別名のショロイスクウントルはショロットルの意味で地の神の名前からきています。メキシカン・ヘアレス・ドッグは大変用心深い性格で、現在では番犬としても利用されることが増えてきている。
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- 外観:被毛はほとんどない。完全に毛がないのが特徴。皮膚は滑らかでやわらかく、胸の幅は広い。助骨に膨らみがある。足は長くしなやかでスラリとしている。
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- 生息地:メキシコ
- 初期の役割:コンパニオンアニマル、慰安
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- 現在の役割:コンパニオンアニマル
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- 別の呼び名:ショロイスクウントル
- サイズ:体高は3タイプに分かれる。スタンダードは45〜55センチほど ミディアムは35センチ〜45センチほど。ミニチュアは25〜35センチ。体重はオスメスともに9〜14ほど。
古代犬 ペルービアン・ヘアレス・ドッグ
ペルービアン・ヘアレス・ドッグはインカ人の愛したコンパニオン・ドッグです。ペルービアン・ヘアレス・ドッグの歴史にはいくつか諸説あるが、一つ例を上げると約2000年前〜3000年前のペルーにいた土着犬だと言われている。ペルービアン・ヘアレス・ドッグは見た目の珍しさからほとんどの犬が欧米に持ち去られたため、現地では数少ない犬となっています。ペルービアン・ヘアレス・ドッグは飼い主に忠実で、人とのコミュニケーションを好む優秀なコンパニオン・ドッグだと言える。
- 外観:胸は深くがっしりしています。四肢は長く、メネブはくびれている。頭の上にわずかに毛があるが、目に見えない被毛のあるパウダーパフ・タイプ。
- 生息地:ペルー
- 初期の役割:コンパニオンアニマル
- 現在の役割:コンパニオンアニマル
- 別の呼び名:インカ・ヘアレス・ドッグ
- サイズ: 3タイプに分かれる。小型25〜40センチほど、4〜8キロ。中型は40〜50センチほど、8〜12キロ。大型は50〜65センチほど、12〜25キロ。
古代犬 フォラオ・ハウンド
フォラオ・ハウンドは気品漂うマルタ島のシンボル犬です。フォラオ・ハウンドの紀元前は3000年前にまで遡ります。フォラオ・ハウンドは古代エジプトでガゼルの猟犬として利用されてきました。フェニキア人によってマルタ島に連れてこられ、フォラオ・ハウンドの鋭い嗅覚や視覚、聴覚を生かしてウサギ狩りを行ってきました。美しく優雅で気品漂うこのフォラオ・ハウンドは、1979年にマルタ島の国犬として登録されています。
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- 外観:バランスのとれた体は、筋肉質だが体の線は美しく優雅なカーブを描いています。歩き方は流れるように軽やかで美しいです。被毛は短く、つやつやとした光沢があります。
- 生息地:マルタ島
- 初期の役割:鋭い嗅覚や視覚、聴覚を利用したハウンド
- 現在の役割:コンパニオン、ハンティング
- 別の呼び名:ケンブタル・フィウィク(ラビッドドックとも呼ぶ)
- 外観:バランスのとれた体は、筋肉質だが体の線は美しく優雅なカーブを描いています。歩き方は流れるように軽やかで美しいです。被毛は短く、つやつやとした光沢があります。
- サイズ: オスの体高は56〜63.5センチほどで、56センチが理想と言われている。メスは、53〜61センチほどである。53キロが理想と言われている。体重は、オスメスともに20キロ〜25キロほど。
歴史ある古代犬についてのまとめ
あまり知られていませんが古代犬の歴史は古く、マイナードッグですが中には日本の歴史よりもはるかに古い歴史があります。今回は家畜化される前の祖先でオオカミの姿に最も近い5選を紹介しました。現在では古代犬の利用目的は変わっていることもありますが、その姿は今も変わらず美しく独特なので古代犬もチェックしてみるのも面白いかと思います。まだ、他にも古代犬はいるので今後ももっとご紹介できればと考えています!
マイナー犬もなかなか奥深いものですね〜!!