ジャックラッセルテリアは、イギリスが原産の小型のテリアの犬種です。可愛らしい容姿ですが、具体的にどんな特徴を持っているのか意外に知らない人も多いのではないでしょうか。今回は、「ジャックラッセルテリアの性格や特徴や価格等」を中心にまとめてみました。ジャックラッセルテリアを飼おうと検討されている方は、参考にしてみてくださいね。
ジャックラッセルテリアの性格
ジャックラッセルテリアは色々なものに興味を持ち、パワフルな好奇心を持っています。ジャックラッセルテリアの小型犬ながらそのパワーはすごくてその興奮は中々抑えられきれないほどです。しかし、ジャックラッセルテリアは家族に対してはとても忠実で、家族のみんなと楽しい時間を過ごすことができます。子供とも遊ぶことができるので、しつけをきちんとおこうことで、ジャックラッセルテリアは家族と良い遊び相手になるでしょう
ジャックラッセルテリアの特徴
- ジャックラッセルテリアの寿命: 13歳〜16歳
- ジャックラッセルテリアの体高;25〜38cm
- ジャックラッセルテリアの出生:イギリス
- ジャックラッセルテリアの性格: 頑固、聡明、身体能力が高い、 よく吠える、 恐れ知らず、 活気がある
- ジャックラッセルテリアの価格;15〜25万円
- ジャックラッセルテリアの毛色: 白、 白と黒の掛け合わせ、 白と淡い茶色
- ジャックラッセルテリアの毛並の種類:スムース、ラフ、ブロークン
ジャックラッセルテリアは動くものに敏感に反応します。そのため、小型犬とは思えないほどの力強さと気の強さを感じます。ですのでジャックラッセルテリアには運動が欠かせないのです。たくさんの運動やトレーニングをしてリーダーである飼い主とジャックラッセルテリアがコミュニケーションが取れているならその子はとても穏やかないい子で生活が出来ます。
ジャックラッセルテリアの飼育環境の注意点
ジャックラッセルテリアの飼育の注意点を室内環境と室外環境合わせてご紹介します。
ジャックラッセルテリアの室内環境の注意点
ジャックラッセルテリアは、人間が快適な温度で過ごすといいのですが、真夏は室温23~25度くらいにしていてもいいでしょう。ジャックラッセルテリアは、蒸し暑いのが苦手なので湿度は40~60%くらいになるように設定をしましょう。
ジャックラッセルテリアは、冬の寒さに比較的強いです。人が快適に過ごせる温度で過ごし、室温が下がりすぎないようにしましょう。
ジャックラッセルテリアの床環境と注意点
フローリングはすべりやすいので、コルクマットなどを敷くようにして滑らないように気をつけましょう。またソファなどにはステップを付けたり、もしくはしつけをしてソファには乗せないようにする、乗っていい所といけない所を区別してケガをさせないように普段から注意を払っておくようにする事が大事です。下記がオススメです!!
ジャックラッセルテリアの散歩や運動方法の注意点
ジャックラッセルテリアの散歩は一日2回、30分以上たっぷりと時間を取り、散歩の中にトレーニングを取り入れるといいでしょう。またジャックラッセルテリアを定期的にドッグラン等で走らせるのもいいストレス発散になります。とにかく元気に動きまわり、運動しても疲れを知らないような体力の持ち主なのです。個体差はあるものの、興奮もしやすい子も多いので、きちんとクールダウンするタイミングも必要です。
ジャックラッセルテリアのしつけ
ジャックラッセルテリアはとても賢く、好奇心も旺盛なジャックラッセルテリアなので、トレーニングやしつけを一緒に飼い主と楽しむ事がとても大事になってきます。ジャックラッセルテリアが上手にしつけを覚えたりできるようになったらご褒美をあげてしっかり褒めてあげてください。一方で、ジャックラッセルテリアが悪いことをしたら、しっかり叱る事が大切なことです。
ジャックラッセルテリアは厳しくしつける事が必要な犬種です。「お座り」や「待て」、そして何かが起きた時のための「呼び戻し」等を散歩の途中でもやってみましょう。ジャックラッセルテリアは非常に賢いからこそきちんとできる事です。ジャックラッセルテリアにしっかりとしつけをしながらコミュニケーションを深めてくださいね。
ジャックラッセルテリアのかかりやすい病気
ジャックラッセルテリアのかかりやすい病気:①膝蓋骨脱臼
先天性の場合は、手術が必要になるかもしれません。
後天性の場合、ケガなどで起きてしまうことがあります。床にカーペットやコルクマットなどを敷いてできるだけ滑らないようにしましょう。
ジャックラッセルテリアが掛かりやすい病気:②マラセチア皮膚炎
ジャックラッセルテリアは体が丈夫だと言われていますが、時折、皮膚疾患になることがあります。皮膚に炎症が起きるマラセチア皮膚炎には要注意です。
この皮膚炎の原因として、アトピーなどが考えられますが、投薬、シャンプー、食事の切り替えなどが必要になってくるかもしれません。毎日のブラッシングで皮膚を観察しておきましょう。気になる点があれば。獣医師に相談をしましょう。
ジャックラッセルテリアの子犬時代に注意をすること
ジャックラッセルテリアの子犬時代はどんどん食べさせてください。しかし、ジャックラッセルテリアの食事後は、しっかりと運動をさせましょう。またジャックラッセルテリアは、興奮すると噛んでしまうので、ワクチンが終わった頃から本格的にトレーニングをはじめてみましょう。ジャックラッセルテリアは、噛んだり吠えたりしないよう、散歩も落ち着いて行けるよう、ひとつひとつの事をたくさん褒めながらしつけをしていきましょう。
ジャックラッセルテリアの子犬の時期に気を付けたい病気とその予兆
膝蓋骨脱臼
小型犬に多い病気です。先天的な形成異常で膝蓋骨が外れやすくなっていますので、子犬の頃のワクチン接種のときに関節もきちんと診てもらいましょう。元気なジャックラッセルテリアですので、ソファなどからジャンプした時に骨折してしまうこともあります。毎日の生活でも十分に注意をして、おかしいなと思ったら早めに獣医師に診てもらいましょう。
レッグペルテス
小型犬の子犬に見られる病気で、股関節の骨が変形してしまう病気です。歩き方がおかしかったら注意する必要があります。遺伝的な要因があるので、早期発見が大事です。
ジャックラッセルテリアが老犬になって気を付けたい病気と注意点
ジャックラッセルテリアの老犬時代気をつけたい病気:①糖尿病
糖尿病に注意が必要で、特に肥満になるとそのリスクは更に高くなります。多飲多尿になるので、尿の変化に気づいたら早めに獣医師に相談してください。愛犬がシニアになったら、健康診断と共に、フードを見直すのもいいでしょう。
ジャックラッセルテリアの老犬時代気をつけたい病気:②白内障
人間と同様に、目の水晶体が白く濁る病気で、高齢になると成りやすくなります。早い段階であれば、目薬で進行を遅らせる事も出来るので、普段から愛犬の目の様子を気にかけてください。
ジャックラッセルテリアの老犬になってから注意点
ジャックラッセルテリアが老犬になると運動量もずいぶんと減りますので、健康管理が必要となってきます。ジャックラッセルテリアは心臓病や関節の痛み等が出てきやすいので、定期的な健康診断と愛犬のペースにあった運動をさせましょう。
ジャックラッセルテリアが老犬になると、運動量が減るので、低カロリ―の食事となります。ジャックラッセルテリアの消化しやすく食べやすい食事など、愛犬の状態にあわせたフードを上げるようにしましょう。
ジャックラッセルテリアの老犬(シニア)になると静かに寝ている時も多いものです。ゆっくり休める環境を作り、危険なものは片付け、床も滑りにくいようにマット等を敷いてください。
ジャックラッセルテリアの価格帯
ジャックラッセルテリアの価格帯は、だいたい15万~25万円の間くらいです。チャンピオン犬の血筋だったりするともっと高くなるかもしれません。価格の差というものは。血筋、オスメスの違い、模様の入り方と毛質によって 値段が違ってきます。
また、里親制度を利用することもできます。保護団体からひきとるのですが、一般的にワクチン代、去勢避妊手術代、医療費の一部負担でいいようです。ネットでも検索が出来るのでご覧になって見てください。
ジャックラッセルテリアの寿命
ジャックラッセルテリアの寿命は、13才~16才くらいと言われています。ジャックラッセルテリアが長生きしている傾向や理由を調べると、発症しやすい病気が多くはない事が長生きに繋がっている傾向があります。
ジャックラッセルテリアのまとめ
可愛らしく病気にも強い傾向があるジャックラッセルテリアですが、色々な事に注意を払って、愛犬には健康で長生きをして欲しいですね。いつまでもそばにずっと寄り添っているためにも、参考になれば幸いです。